2位・巨人は首位・阪神に最大4点差をひっくり返す逆転勝利。52勝51敗3分とし、貯金生活に復帰した。試合は3年連続の10勝目を目指す山﨑が4回に大山に7号2ランを浴びるなど一挙4失点。今季最短の4回で降板する苦しい展開。それでも打線が6回に、代打・坂本の3号3ランで1点差に詰め寄ると、7回に1点を失い2点差となるも、直後の7回裏に代打・中山が3号同点2ランを放ち5-5の同点に追いつく。さらに8回には丸、坂本の連打から好機をつくり、キャベッジが決勝犠飛を放ち6-5とこの試合初めてリードを奪い、マルティネスが9回を3者連続空振り三振に抑え逃げ切った。

マルティネスは今季34セーブ目をマーク。また佐々木主浩(横浜)の370試合を塗り替える史上最速の348試合目で、通算200セーブを達成した。

先発・山﨑は、今季19度目の登板、9勝3敗、リーグ1位・防御率1.49。勝てば3年連続3度目の自己最多タイ10勝。立ち上がりは先頭の近本に左前安打を浴びるも、バスターの中野を左飛、森下を遊ゴロ、佐藤輝を中飛で無失点。

2回は大山、髙寺に連続死四球を与え、無死一、二塁。それでもバントの構えの坂本を追い込むと、二ゴロで1死一、三塁。小幡を空振り三振、伊藤将を一ゴロで後続を退ける。

相手先発・伊藤将に対し、スタメン野手は1番ライト・丸、2番センター・佐々木、3番ショート・泉口、4番レフト・キャベッジ、5番キャッチャー・甲斐、6番ファースト・増田陸、7番サード・リチャード、8番セカンド・門脇のオーダーを組んだ。

初回、2回は三者凡退に抑えられる。3回は先頭のリチャードがフルカウントから見逃し三振で1死も、門脇が中前安打を放ち初めての走者を出す。しかし山﨑が三塁方向へバントすると、シフトを敷いていたサード・佐藤輝の正面に転がりダブルプレーで好機を広げられず。

直後の4回、山﨑は先頭の佐藤輝に四球を出すと、5番・大山に左翼席への7号2ランを浴び0-2。さらに1死から坂本に中前安打、小幡に四球、伊藤将の犠打で2死二、三塁となると近本に左前適時打を浴び、キャベッジが本塁へ返球もクロスプレーの末、二塁走者・小幡の生還も許し0-4。

打線は4回裏は1番からも三者凡退に倒れると、5回のマウンドには横川が上がり山﨑は降板。山﨑は今季最短の4回、71球、4安打、4四死球、1奪三振、4失点で10勝目を挙げることができなかった。

代わった横川は2死から大山に安打を浴びるも中軸を抑えると、回跨ぎの7回は下位打線を三者凡退に打ち取る。

打線は5回も三者凡退で5回までわずか1安打に終わるも、6回にリチャードが中前安打を放ち初めて先頭打者が出塁。門脇は併殺崩れで走者が入れ替わるも、5回の守備からセンターを守るヘルナンデスが三遊間を破る左前安打で一、二塁とし初めて得点圏へ。丸は右飛で2死一、三塁となり、横川の代打・坂本がフルカウントから左翼席への3号3ランを放ち3-4と1点差に。さらに代わった阪神2番手・及川から泉口が左前安打を放ったが、キャベッジは見逃し三振で同点はならず。

直後の7回からは3番手で石川が登板したが、先頭の近本を内野安打で塁に出すと、犠打で得点圏に背負い、森下にセンター越えの適時三塁打を許し3-5と2点差に。続く佐藤輝は空振り三振で2死とし、大山を迎えたところで4番手・船迫に交代。連続四球で満塁と傷口を広げたが、坂本を遊ゴロに打ち取った。

7回の攻撃、阪神3番手・ハートウィグに対し先頭の甲斐が四球を選ぶと、代打・中山が右翼席への3号2ランを放ち5-5とついに同点に追いつく。

8回は5番手・大勢が8番からの相手打線を三者凡退に抑えると、8回裏は阪神4番手・湯浅に対し、先頭の丸がショートへの内野安打、坂本が左前安打を放ち、泉口が犠打で1死二、三塁。ここでキャベッジがセンターへ勝ち越し犠飛を放ち6-5とついにリードを奪う。

9回は守護神・マルティネスが6番手としてマウンドへ。リーグ最多の34セーブ目を挙げ逃げ切った。

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