中日はオリックスに逆転勝利で連敗を3でストップし、30勝33敗2分の借金3。交流戦成績を7勝7敗の勝率5割に戻した。試合は4回に先発・涌井が西川の適時打で先制を許す。しかし直後の攻撃で大島、岡林の連打で無死一、二塁を作ると、ボスラーの4号3ランで逆転に成功。さらに無死満塁で石伊が適時打を放ち、打者一巡の猛攻で一挙4得点を奪った。5回に2点を返されたが、その裏に村松、山本の連続適時打で再び3点差に広げると、藤嶋、橋本、清水、松山の盤石の継投陣で試合を締めくくった。

先発・涌井秀章(38)は3勝2敗、防御率2.91で今季7先発目。前回の11日・楽天戦(楽天モバイル)は5回8安打4失点(自責3)で勝利投手。和田毅(ソフトバンク)に並ぶ交流戦歴代2位タイの27勝を挙げていた。

涌井は初回から2イニング三者凡退に抑えると、3回は1死から紅林に右前安打、九里の一犠打で2死二塁としたが、宗を中飛に打ち取る上々の立ち上がり。

野手スタメンは1番ライト・上林、2番レフト・大島、6番ショート・村松、7番セカンド・石伊、8番キャッチャー・石伊に変更。相手先発・九里に対し、初回は2死から岡林が左前安打もボスラーが左飛に打ち取られると、2回、3回は三者凡退に終わる。

涌井は4回、2死から杉本に三内安打、頓宮にストレートの四球を与え、一、二塁を招くと、西川に初球のストレートを左前に運ばれ、0-1の先制を許す。

4回裏、先頭の大島が中前安打、岡林が右前安打でつなぎ、無死一、二塁を作ると、ボスラーがカウント2-2から低めチェンジアップを右翼席へ運ぶ逆転4号3ランで3-1。さらに佐藤が粘った末8球目に四球を選ぶと、村松が右翼線へ二塁打、山本がショート・紅林のファンブルにより出塁し、満塁機を演出。すると続く石伊が前進守備の三遊間を割る適時打を放ち、4-1とした。ボスラーの本塁打は6月8日・ロッテ戦(バンテリンドーム)以来6試合ぶり。

5回表、涌井が1死から九里の代打・西野の左前安打、宗の左翼線への二塁打で二、三塁のピンチを背負うと、太田に一塁線を破る適時二塁打を許し、2点返され4-3。

その裏、オリックス2番手・山田に対し、先頭の岡林が右中間を割る三塁打を放つと、ボスラーは投ゴロも佐藤が四球を選び、1死一、三塁を作り、村松の右前適時打で5-3。さらに山本も右中間へ適時打を放ち、6-3と再び3点差に広げた。岡林は2試合連続猛打賞。

涌井は5回77球、被安打6、奪三振2、与四球1、3失点(自責3)で勝利投手の権利を持って降板。6回は2番手・藤嶋が頓宮を捕飛、西川を空振り三振、中川を中飛に打ち取り三者凡退。

その裏、オリックス3番手・片山に対し、先頭の上林がショート・紅林の後逸で出塁すると、1死から盗塁も決め二塁に進む。さらに岡林が四球を選び、一、二塁としたが、ボスラーが空振り三振、佐藤が中飛に倒れた。上林の13盗塁はソフトバンク時代の18年に並び自己最多タイ。

7回は3番手・橋本が1死から片山の代打・元に四球も宗を一ゴロ併殺打に打ち取った。その裏、オリックス4番手・高島に対し、先頭の村松が今季初の猛打賞となる右前安打を放つと、1死から石伊が投犠打を決め2死二塁としたが、橋本の代打・川越が投ゴロ。

8回は4番手・清水が登板し、先頭の太田に左翼フェンス直撃の二塁打も後続を退け、10試合連続無失点。その裏、続投の高島に対し、上林、尾田が連続三振、岡林が中飛に倒れた。

3点リードで迎えた最終回は守護神・松山が登板し、無失点で締めゲームセット。涌井は5回3失点で今季4勝目(2敗)、交流戦単独2位となる28勝目を挙げた。また松山は両リーグ最多26セーブに到達した。

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball