現在3位のホークス、後半戦で活躍が期待される若手選手について、2軍の指揮を執る小久保裕紀監督に話を聞きました。

◆中継ぎ投手は尾方・古川・椎野
小久保裕紀 ホークス2軍監督「8~9月の暑い中で、へばってきた中継ぎに入れるように、というのは意識していく」

練習体力が消耗する夏場、2軍でプレーする投手陣にチャンスが来ると話す小久保監督。2軍で防御率0.67を誇る尾形、同じく防御率0点台の古川、現在1軍に帯同している椎野らは、その筆頭です。

◆支配下登録された木村光
そして、晴れて支配下に登録された木村光には、「メンタル面での強さもある」と話します。

小久保裕紀監督「彼には7月入った時に、一番支配下に近いので、コーチ陣の中で『逆にプレッシャー与えよう』ということになって、『やらかしたら支配下ないよ』と。『ラスト登板は1回もやらかすことができないと思ってマウンド上がれ』と言ったら、その3試合全部抑えた。モイネロの状態がよくないということも含めて、彼には運が向いたなというところ」

◆ホームラン・打点で2冠王のリチャード
野手では現在、栗原が左膝のけがで登録抹消に。ただでさえ疲れがたまる後半戦、けがや調整不足などで主力が離脱する可能性もあります。そうした中、ホームランと打点でトップを走るリチャードには大きな期待がかかります。

小久保裕紀監督「ずっと言ってますけど、2軍ですることはないので、去年も2冠王、今年もコロナで1軍も行っていて、(2軍での)打席数も全然少ないんですけどそれでも2冠王。2軍では抜けてますよ。ただ、短所も欠点も明らかですから、今もマシンは近くに置いてコンパクトに振る練習をし、自分で改善しようと取り組んでいます」

鷹の祭典の連敗を止め、ようやく息を吹き返したホークス。3位からの巻き返しのためには、チームの底上げが欠かせません。

オリジナル記事
https://rkb.jp/contents/202308/202308017256/

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