#ボクシング 脳に損傷を負ってしまった試合~試合でおきた危険な事故②~ナイジェル・ベンVSジェラルド・マクラレン

運命の10Rのゴングが鳴ります。
ベンが右フックをクリーンヒットさせ、ラビット気味のフックを追加するとマクラレンは膝をついてダウン。ふらついて耐えられなくなったというより、静かにしゃがみ込んだダウンでした。
マクラレンは冷静に立ち上がりますが、すぐにベンのラビット気味のフックとアッパーを受けダウン。再び静かにしゃがみ込むようなダウンでした。
グローブで目を抑えるマクラレン、大きくまばたきをします。意識というより視界に違和感を感じていたのかもしれません。
膝をついたまま静かにテンカウントを聞くマクラレン。KOが宣告されるとマクラレンはすぐに立ち上がりました。
完全に自らの意思で負を選んだのでしょう。
このシーソーゲームのような劇的な幕切れに、会場はるつぼと化します。

しかし、問題はここからです。自らの脚でコーナーに戻るマクラレン。数秒後には、セコンドが用意した椅子にも座らず、リングに座り込んで、いびきをかきだしました。
気を失った状態のいびきは非常に危険な状態といわれています。脳卒中は喉、舌の緊張がゆるみ下方に落ち込んでいき、いびきを発することが多くなるからです。
しばらくは、勝ち名乗りを上げるベンを映すカメラですが、その後衝撃的な映像を映します。
意識を失って仰向けになるマクラレン。慌ただしくチェックするドクターたち。しばらくすると首にコルセットが取り付けられます。脳に損傷を受けた場合、頭を動かさないようにするためです。
勝った選手ではなく負けた選手を映し続けるという異様な中継に、視聴者たちは衝撃を受けたでしょう。
その後、マクラレンは全身を固定した状態で担架に乗せられ運ばれて行きました。

検査の結果、脳内出血が確認され、緊急手術が施されました。幸い一命は取りとめたものの、半身不随、両目失明、両聴覚のほとんどと言語能力も失い、24時間の看護が必要な状態となってしまったのです。

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