ハマの新外国人選手、レイノルズ。ホールドポイントでリーグトップを争うなどチームを支える存在になりつつある巨漢投手は何者なのか? 本人に聞いた。〈NumberWebインタビュー全2回の1回目/2回目を読む〉

 身長203cm。来日1年目、横浜DeNAベイスターズの“シン・セットアッパー”であるショーン・レイノルズがマウンドに立つと、ホームまでの18.44mの距離が短く感じられる。

 緊迫した場面であっても落ち着いた様子で満員の観衆の前に姿を現し、強いボールを投げ込み淡々と仕事をこなす。3・4月のホールドポイントは、12球団トップの『12』を記録し、早くも勝ち試合や競ったゲームでは欠かせない存在になっている。

緊迫した場面が好きなんです

「開幕からいいコンディションでここまで来ています。またゲームの大事な場面を任されていることに喜びとやりがいをすごく感じています。僅差のリードや同点などプレッシャーや緊張度の高い瞬間が僕は好きだし、自分の実力を存分に発揮できると思っているんです。だから今はすごく楽しくプレーできているよ」

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 そう言うとレイノルズは微笑み、白い歯を見せた。マウンド上ではシリアスな雰囲気を醸し出すが、ひとたびグラウンドを離れると明るく気さくな28歳。米ロサンゼルスの南部のビーチシティであるレドンドビーチ出身らしく、どこか太陽色の自由な空気が漂っている。

 初来日を果たした春季キャンプから早3カ月、ここまでの日々を振り返りレイノルズは語る。

「来日したときは初めてのことばかりで右も左もわからなかったけど、違う毎日を1日1日過ごしながら日本の生活に順応できてきたなと感じています。チームメイトはもちろん、通訳をはじめチームスタッフのサポートで、自分のやりやすい環境にしてもらっているので、とても感謝しています」

 キャンプでは、牧秀悟や山本祐大、入江大生といった同じ1998年生まれの食事会に参加したり、また4月19日の誕生日にはケーキが用意されチームメイトから祝福を受けた。笑みを浮かべレイノルズは言うのだ。

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