3月4日放送のライオンズエクスプレスでは、前日に引き続き埼玉西武ライオンズの渡部聖弥選手にインタビューした模様を放送した。今シーズンの意気込みを訊いた。
――ルーキーイヤーの昨シーズンは大活躍でしたが、振り返ってみていかがですか?
渡部「全体的に1年通してよかったのかなと思えるところもあるのですが、正直自分の中で悔しい気持ちの方が大きくて、特に2回怪我で離脱してしまったというところもそうですし、打撃の面で波があって、その波が大きくて何試合かヒットが出ないチャンスで打てないという場面もあったので、そういうときに打っていればもっとチームが勝てたとか、もうひとつ順位を上げたのかなとか思うと、やはり悔しい気持ちの方が大きいので、そういったところを含めて今シーズンにかける思いはすごく強いと思います」
――悔しいことがあったということで挙げた2つのポイントを克服するために、今年はどのようなことをしなければいけないなと考えていますか?
渡部「昨シーズンの試合の中で駄目だったことを『何が駄目だからこうなっている、こういう調子だからこうなっている』といった感じで程度メモしています。(キャンプの)クールの中でサード守備の特守が多く入ってくると、シーズンに近いような疲れが溜まるときもあって、そういったときに打撃が少し鈍るというか、足運びが悪いなと感じたのが前回の2クール目の最後でした。そのときもノートを見返して、『骨盤が前傾しているからこういうトレーニングとこういうトレーニングをしよう』と思い、そうしたことによって3クール目からすごくいい入りの打撃もできました。昨シーズンの悪かったときの癖や傾向を記していて、ある程度その候補があるので、そこを埋めながらやることによって、波も小さくなるかなと考えています」
――開幕が近づいてきています。これから練習試合、オープン戦と実戦も増えてきますが、どういうアプローチで開幕に向かっていこうと思っていますか?
渡部「まずは今出力がすごく出ている状態なので、ボールの見極めや、正しいところで正しい位置で出力を出すというところです。ボール球に手を出さないということは昨シーズンに来シーズンの課題で挙げていました。スイング率といって、ボール球を振っている確率がすごく高い数値が出ていました。オフシーズンに取り組んできた出力というところを生かすためにも、いいボールを打たないとそういったものにも繋がらないので、実戦の中でどこを見逃して、どこを振っていくのかをちゃんと考えながら、焦らずじっくり調整していきたいなと思っています」
――大活躍の1年目から注目される2年目になると思いますが、今シーズンの目標を教えてください。
渡部「まず足元の目標としては、サードにコンバートしているので、サードのレギュラーを掴むというところです。そこからシーズン、サードでフル出場を目指して、数字としては.270、20本、10盗塁を目指しています。打率.300を目指してやっていくのですが、その中で1試合1試合の内容をしっかり反省して、打率.300は高い数字なので、下がってくるときもあれば上がってくるときもあります。それに一喜一憂せず、内容にこだわってやっていけば.270打てるかなと考えています。足にも自信はあるのですが、昨シーズン全然積極的な走塁ができてなかったので、今シーズンは熊代(外野守備)走塁コーチともすごくいろいろ意見交換をしながら、盗塁技術というところもすごく磨いてきたので、そこを生かして2桁盗塁も視野に入れてやっていきたいなと考えています」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

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