<阪神春季キャンプ>キャンプを打ち上げ選手、スタッフとハイタッチをかわす藤川監督(中央)。左は嶋村、右は石黒(撮影・北條 貴史)
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 阪神は25日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。連覇に向けて取り組んだキャンプを総括した藤川球児監督はキャンプMVPとして石黒、木下、嶋村を始め、中川、小野寺、元山、浜田、高寺、伊原と異例の9人の若手を挙げ、チームの底上げをアピールした。

 ――今年のキャンプを振り返って。
 「全体的には非常に順調と言いますか、良い練習メニューの消化と、宜野座村と具志川の皆さんに応援されながら、それと全国からのタイガースファンがたくさん応援していただいて、沖縄にもたくさん来られて。我々が泊まってる宿舎の村や街や、全体に皆さん喜んでくださったということで、ファンの方にはお礼を言いたいなと思いますね」

 ――『没頭』そして『黙って積む』というのをテーマに掲げていたが。
 「まあ、次のステージにいよいよ行けるなと、そういった状況ですね」

 ――100点満点で点数つけるとなると、何点か。
 「まあシーズンが終わった時にその点数はつくんじゃないでしょうか」

 ――新戦力、新加入の選手の動きは。
 「まあ昨年来、就任してから、順調であることを疑い、不安であることを自分たちを信じてというところで進んできてますから。そういう意味では新戦力が入っていることでどうなるんであろう、選手たちがベンチの背中に、ベンチの背もたれに背中をつけない前向きな姿勢でというところは一貫して貫けてるのかなと思いますから。そういった3月、次になってくるかなと。まあ不安であるところが順調だなという風に思ってますけど」

 ――今年のキャンプの一番の収穫は。
 「終わるまでわかりませんね。これは一歩一歩チームを作り、それからシーズン終了の時にどういったチームが出来上がってて、どんな形であれ一番高いところに行かなければいけないというところがありますので。はい、一歩一歩進んでいきます」

 ――投打のこのキャンプのMVPは。
 「投打という分け方はしてませんけれど、投手であれば石黒、それから木下。このあたり非常に伸びてきたなというところを感じますね。非常に頼もしい3月にしていかなければというところで。捕手で言うと嶋村。非常に打席内での動き、活躍、それからキャッチャーとしての座り、秋季キャンプのところから見てきたところから進んできてるなと思ってます。ただ彼の場合は背番号が3桁ですから、ここから先が一日一日非常に重要になると思いますけど、1軍レベルで行けるところに来てほしいなと思ってます」

 ――3選手にはアピールをしてポジションを勝ち取ってほしいか。
 「アピールはする必要ないですね。彼らを必要とするところで、こちらが起用していく。そこに応えられるかの見極めを私たちができるかどうかですから。彼らは、いつも正面からぶつかっていけばいいと思いますね。他にもたくさんいますけど、今はバッテリー部門では。打者の方でいえば誰かな、新戦力の浜田、それから高寺、あと誰がいるかな…。中川、元山、小野寺。非常にいい兆しを見せてきているかなと思います」

 ――各選手の成長を感じ、監督としてもうれしい悲鳴というか頭を悩ませることになるか。
 「全く悩みません。いつも言うとおり、選手はそれぞれ進むスピードが違いますから。その進むスピードが違う選手を、レギュラーシーズンを通じて起用していく、相手と向き合うわけですから。自分のチームをつくりあげるという部分では、いい素材が集まってきていると思います」

 ――今後の課題と積み上げたいことは?
 「勝ち負けは全く関係ありませんから。とにかく自分たちのチーム、阪神タイガースを一歩ずつしっかりとつくりあげていくと。それに尽きます。結果は全く関係ないです」

 ――全国のタイガースファンへ。
 「1カ月間、沖縄でのキャプを無事に終えました。タイガースの応援のために、観光を含めて沖縄に来られたみなさんには感謝とともに、沖縄に来て天気の良さ等で少し心が安らいだんじゃないかと思います。3月、国際大会もあり、それから3月末からはNPBでプロ野球がスタートします。今シーズンも素晴らしい毎日をみなさんにお見せできるような1カ月の沖縄になったと思います。WBCからNPBのペナントレースへ、ファンの方も野球熱を保ったまま進んで行きましょう。よろしくお願いします」

 「名前出し忘れましたけど、ほんとに一番成長してるのは伊原だと思いますけどね。忘れましたけど、名前は出し忘れましたけど」

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