常勝チームになりつつある阪神タイガース。元広島編成部長・川端順氏が語るその理由とは。

阪神タイガース

元広島東洋カープの川端順氏が12月15日、高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル『よしひこチャンネル』を更新。阪神タイガースが強くなった要因を語った。

【今回の動画】川端氏が語る阪神躍進の理由

■FA時代のチーム作りの難しさ

動画では元選手でスカウトの川端氏と高橋氏が、広島が勝てていない理由をトークする。

高橋氏は「FAがあるなかでのチーム作りは難しい。まだまだこれからという選手がFAで出ていってしまう。ドラフトで早く弱点を埋めていくようにしないとしんどい」と指摘。

続けて「3~4年、入ったら新人王を取れるくらいの選手が必要。じゃないと、みんなこれからのときにFAで出ていかれる」と語った。

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■阪神とオリックスは編成が機能?

川端氏も高橋氏に同調すると「カープって編成がなかった時代があって、選手をうまく埋められなくなったことがあって」と振り返る。

さらに「それで『編成』という考え方が出てきて、『このポジションが必要だ』とか、『何年後にはこの選手が厳しくなるから、そこを埋めるようにスカウトと話してくれと』オーナーも言うようになった。今、それをきちんとやっているのが阪神とオリックスだと思う」と指摘した。

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■ドラフトの重要性を指摘

現在の阪神について川端氏は「昔は正直、阪神は編成とスカウトがうまくいっていなかった。編成は『このポジションの選手が欲しい』と言うけど、スカウトは『いや、同じファーストでも何人でもいい』という感じで」と持論を展開。

続けて「巨人もそうかもしれないけど、ファーストばかり何人も採ってしまう。だから、ドラフトって本当に大事だし、チーム作りは編成と現場が一緒にならないと絶対にうまくいかない」とドラフトの重要性を指摘する。

話を聞いた高橋氏は自身の現役時代、古葉竹識監督が編成から現場監督まで全て統括していたため「強かった」と語った。

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■ドラフト1位が主力になる阪神

阪神は近年ドラフトで指名したドラフト1位の大山悠輔、佐藤輝明、近本光司、森下翔太が主力に君臨。2020年ドラフトの村上頌樹、伊藤将司、中野拓夢、石井大智を筆頭に、獲得した選手は軒並み活躍している。

カープも小園海斗、栗林良吏、森下暢仁や矢野雅哉、末包昇大などそれなりに戦力になった選手は補強できている感もあるが、ここ2年はBクラスとなってしまった。

FAと年俸の高騰で資金力のないチームが苦しくなっている昨今の野球界。広島流のやり方で風穴を開け、強さを取り戻してもらいたい。

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