日本シリーズ前、「甲子園で阪神が負けることは考えにくい」と話していた掛布雅之氏。負けたのは、なぜ?

元阪神タイガースの掛布雅之氏が11月3日、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』を更新。阪神タイガースが日本シリーズで敗れた要因を解説した。
【今回の動画】掛布氏が日本シリーズを振り返り
■「まさか甲子園で3連敗するとは…」
動画では阪神の1勝4敗に終わった日本シリーズを掛布氏が解説。聞き手の報知新聞・島尾浩一郎記者が「まさか甲子園で3連敗するとは思わなかった」と話すと、掛布氏も「そうだよな」と同調する。
また、シリーズで大不振に陥った大山悠輔には「阪神の負の部分を背負って野球をやっている大山の姿を見たとき、なんかちょっと昔の自分を思い出した部分もある」と感想を語った。
その後、同氏は大山の後ろを打つ「6番の弱さが結果に出た」と指摘し、その理由を解説した。
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■藤川監督の「おもしろい」発言に疑問符
掛布氏はさらに、「藤川監督が『おもしろい(ゲームになれば)』って言ったんだよね。藤川監督独特の日本シリーズに対する表現なんだろうけども」と第1戦に勝利した後の藤川球児監督のインタビューに言及。
続けて「パ・リーグの2年連続のチャンピオンチームですよね。そのチームと一緒に戦うセ・リーグのチャンピオンチームである阪神が、1試合だけやって2対1で勝つわけですけども、 僕は『おもしろい』という表現は、ちょっと違うんじゃないかなと思った」と苦言を呈す。
根拠には、昨年の日本シリーズで小久保裕紀監督が2連勝した後のインタビューで「3つ負けられる」と語り、そこに「隙が生まれた」と指摘し、藤川監督にも同様の現象がでたという見方を示した。
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■来年に期待
その後も「日本シリーズの流れを変えたポイント」の解説や、ソフトバンクのリリーフ陣を称賛した掛布氏は「僕は藤川監督には申しわけないんですけども、良かったんじゃないかと思う」と指摘。
続けて「甲子園球場で3つ負けて決められたのは、ファンの方はすごく悔しい思いしてると思うんですけども、その悔しさっていうものが、今年の小久保裕紀監督のように、藤川監督をさらに大きく育てる」と持論を展開する。
戦力的に来年以降も阪神がリーグ優勝する可能性が高いと分析し、「来年はリーグ優勝の目標じゃなくて 、キャンプから日本一というものを目標に、2026年の野球を今からスタートさせてもらいたい。期待したいですね」とコメントした。
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■昨年は発言が物議を醸した
2023年の日本シリーズでは、パ・リーグ1位のソフトバンクがセ・リーグ3位から上がってきた横浜DeNAベイスターズに初戦・2戦目で連勝しながら、その後4連敗で敗退した。
小久保監督の発言や村上隆行コーチがDeNA・東克樹への言動が物議を醸し、DeNAの士気を高めてしまったことが、敗因と見る声もあった。
藤川監督の発言が敗因とは考えづらいが、OB会長である掛布氏は、「面白い」という表現に違和感を覚えたようだ。

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