2025年ドラフト会議最大のサプライズ、佐々木麟太郎の1巡目競合指名。予想外の事態はなぜ起きたのか。取材でわかった全内幕を報じた記事の短縮版をお届けします。
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大きなどよめきが2度、ドラフト会場を包んだ。
「第1巡選択希望選手 佐々木麟太郎」
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横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの1位指名で会場のボルテージは最高潮に。抽選をソフトバンクが制し、指名権を獲得した。花巻東から米スタンフォード大へ進んだ経緯もあり、事前には日本球界入りは不透明と見られていた海の向こうのスラッガー。だが蓋を開けてみれば、まさかの複数球団による1巡目指名。
実はドラフト前に佐々木側から「MLBのドラフトが希望ではあるが、指名はしてもらって構わない」という趣旨の意向が12球団へ伝えられていたというのだ——。
ソフトバンクは綿密に準備していた
ソフトバンクは在米スカウトや編成トップが継続的に視察を行い、本人や周辺の意向を独自に探るなど綿密に準備していた。ルール上、同球団が正式に交渉できるのはスタンフォード大の全日程終了後の来年6月以降。7月中旬に行われるMLBドラフトでの指名も予想され、入団するにしても7月以降になることは確実だ。
多くの球団にとっては、貴重な「ドラ1」枠を潰してでも半年以上待ち続けるリスクは大きいだろう。ソフトバンクは“一本釣り”を確信して指名を敢行したという。実際に、ヤクルトなどは佐々木のリストアップを公表しながらも、最終的には他選手を指名する選択をした。
競合指名は「イメージしていなかった」とはいうものの、抽選で交渉権を得たソフトバンクは、王貞治会長がその場で本人と電話で言葉を交わすなど速やかな働きかけを見せた。城島健司CBOが、近日中に本人や家族にあいさつに向かう予定だ。
メジャーの動向をにらみつつ、海を越えた「ドラ1・佐々木」との交渉はこれからが本番となる。
ドラフト現場での各球団の声など、意外な競合指名の全裏側は、記事本編で詳しく描かれている。
<つづく>
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