
2年ぶり日本シリーズへ意気込む近本
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決戦のスタートは福岡でも北海道でもいい。とにかく「楽しむ」だけだ。23年の日本シリーズでMVPに輝いた近本は、2年ぶりの日本一に向けた調整でのテーマを明かした。
「楽しくいけたらいい。また新しい面白さを楽しみたい」
短期決戦の緊張も怖さも、すべてを楽しんでいきたいというポリシーで近本は集大成の秋に臨む。その気持ちがプレーの集中力、勝利への意欲にもつながるからだ。DeNA戦では第1戦で6回1死二塁からの三盗で流れを引き寄せ、先制となる決勝の生還。第2戦でも8回に同点のホームを踏み、トップバッターとして打線を引っ張った。その再現への準備は始めている。
「調整もCSとは違うと思う。結局は自分がどうしたいか、どうやってパフォーマンスを発揮するかなんで。日本シリーズは勝手に気持ちも上がる。そこで締めるところは締めていきたい」
前回、オリックスとの日本シリーズでは打ちまくった。第1戦と第4戦で猛打賞、3勝3敗で迎えた大一番の第7戦では5打数4安打と大暴れ。計14安打を放ち、チームを38年ぶり2度目の日本一に導いた。MVPも獲得。シリーズへの入り方、微調整の仕方は近本の頭に入っている。
「2年も前なんで。どうやって勝ったかは覚えてますけど、どうやって負けたかはあんまり覚えてない。一部記憶が飛んでいる」
良かった記憶だけを呼び覚まして、試合を楽しむだけ。近本はきょう20日からシリーズモードに突入する。 (鈴木 光)
○…日本シリーズにおける1シリーズ個人最多安打は、試合数により異なる。4試合では05年今江敏晃(ロ)の10、5試合では97年稲葉篤紀(ヤ)の10、6試合では66年柴田勲(巨)の13、7試合では62年吉田義男(神)の16、第8戦までもつれた86年は清原和博と石毛宏典(ともに西)の11。このうち、66年柴田と05年今江はMVPを受賞した。
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