10月5日、ようやくNPBのレギュラーシーズンが終わった。開幕はほぼ同時期だったMLBよりも1週間も遅かった。NPBは143試合、MLBは162試合。試合日程の過密さではMLBの方がはるかに上だが、NPBは「月曜定休」といった感じで休みを作る。雨も多く、その挙句に、シーズン終了が予定を大きくオーバーする。

MLBと比べて緊張感が…CSまでの“期間空きすぎ問題”

 毎年言われることだが、長いペナントレースで優勝したチームが、ペナントレース終了後10~14日も試合がない。この間に、優勝チームは「窯の火を落とした」状態になり、いざCSファイナルとなると苦労する。

 ポストシーズンにはいろいろ問題があるが、ペナントレース終了から期間が空きすぎるのは大きな問題だ。中1日空いてポストシーズンが始まるMLBに比べて緊張感がない気がするのだが……。

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 それはさておき、ポストシーズンの過去のデータを見て、セパ出場6チームの成績を予想することにしよう。

 パ・リーグは2005年から単独で「プレーオフ」を行っていたが、2007年からセパ両リーグで「クライマックスシリーズ」を始めた。それ以降のデータとする。

 優勝チームに「アドバンテージ」の1勝が付与されたのは2008年から。また新型コロナ禍の2020年は、セはCSなし。パは1位チームと2位チームの対戦(1位にアドバンテージ1勝、3勝勝ち上がり)があった。なおCSファースト、ファイナルともに引分はペナントレース上位チームの「勝ち星」となる。

最も高勝率なのは中日だが、落合監督退任以降は

 まずは、12球団のCSの通算勝率を見てみよう。「下」は、下位チームが上位(3位→2位、2位→1位、3位→1位)を破った「下剋上」の回数 アドバンテージの勝敗は含めない。CSファーストはCS1、CSファイナルはCS2と略称する。

中日22勝13敗1分

率.611 下:1

ソフトバンク42勝28敗0分

率.600 下:3

オリックス9勝6敗1分

率.600 下:0

ヤクルト14勝11敗1分

率.560 下:0

DeNA17勝14敗0分

率.548 下:5

日本ハム25勝22敗0分

率.532 下:2

楽天11勝11敗1分

率.500 下:1

広島11勝12敗1分

率.478 下:1

巨人28勝33敗2分 

率.459 下:3

ロッテ20勝26敗2分 

率.435 下:4

阪神16勝24敗1分 

率.400 下:3

西武9勝23敗0分 

率.281 下:1

 最も勝率が高いのは中日だが、2012年を最後にCSには出ていない。落合博満監督時代はセの最強チームだったが、最近はCSにも出られない状態が続いている。

【次ページ】 じつは「3位の方が強い」CSファースト、ファイナルは?

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