
巨人・戸郷(撮影・光山 貴大)
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巨人の1軍投手チーフコーチなど14年の指導者歴を誇る阿波野秀幸氏(61)が自身のYouTube「阿波野チャンネル」を更新。今季8勝に終わった巨人・戸郷翔征投手(25)の再生のきっかけを提示した。
菅野智之が抜けた投手陣のエースを期待されながら8勝9敗、防御率4・14に終わった。
戸郷の指導経験がある阿波野氏は勝利数より、87個に終わった奪三振数に注目し、「三振取れるのが魅力だがそれが減っている」と指摘した。
その原因のひとつとして投球フォームを挙げた。
本来、戸郷のフォームは「サイドハンド気味の投球動作から体重移動してオーバースロー。いい時は(踏み込み足を着いてから前を向く)切り返しがもの凄く速い」と説明。「一瞬で切り返せるから(腕が)叩ける。だからフォークボールが落ちる」と続けた。
ところが、今年は「(足を着くまでの)横向きの時間が短い。だから(肩の)開きが早く、体の右サイドが打者に見える」と指摘した。
一塁側のベンチを向いた状態で投げ終わることが多いため、ボールがシュート回転して中に入るという。
「それは左バッターの大好物」と解説した。
阿波野氏は、本来ストライクゾーンで勝負できていた投手だったので、現状でもゾーンを意識し過ぎている。そして、菅野が抜けたことで責任を抱えている精神状態も影響していると指摘した。
もちろん、まだ若い戸郷が状態を戻すのは可能。阿波野氏は「まだポストシーズンで投げると思うが、フォームは見直す部分が残っている。オフは体の手入れをして、25歳から30歳はその後の10年につながってくる。違った目線で頑張ってほしい」とエールを送った。
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