ターガース川柳
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<月間賞>

強すぎて かっこ良すぎて 早すぎる
(長崎県長崎市 吉岡 浩幸)

<週間賞>
いい響き 藤村掛布 佐藤輝
(神奈川県横浜市 大坪 覚)

<佳作>
ヘッスラで 必死のパッチ 見せて去る
(兵庫県西宮市 やぶちゃん)

頂を 見据え洗濯 駒落とし
(富山県富山市 トムオマリー)

本塁打 投手盗塁 わが兵庫
(兵庫県宝塚市 室伏 尚美)

風船を 飛ばしてこめた 日本一
(三重県亀山市 虎子さん)

【講評】選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)

 プロ野球最速の9月7日にセ・リーグVをしてから10月4日のリーグ全日程終了まで、個人タイトルの争いは続いていた。

 クライマックスシリーズに続く日本一への闘いをにらんで、藤川監督はいろんな策を用いた。

 中心選手を休ませたり、6番以下に新人選手を配したりしてプレシーズンを有効に使っている。

 2日の最終戦に個人タイトルを狙った選手はみんな見事に帳尻を合わせた。

 佐藤輝選手は40本塁打と100打点を超し本塁打王、打点王をついに手にした。

 この球団生え抜きのW大台は大坪覚さんが詠むようにレジェンド2人以来の快挙だ。

 たしかに声を出してみると実にいい響きだ。

 この日は16年間の選手生活を送った原口選手の引退セレモニーがあった。

 やぶちゃんさんの惜別句のように見事な挨拶をファンの心に残した。

 「見せて去る」が功(いさおし)を感じる。

 トムオマリーさんの句は藤川監督のCS以後に向けての選手入れ替えを「洗濯」、クリーンアップ外しを飛車角行の「駒落とし」と詠む。

 村上投手の3冠、佐藤輝選手の2冠、そして近本選手の盗塁王の快挙は同郷の兵庫県人と鼻高々の室伏尚美さん。

 9月28日、甲子園球場に6年ぶりのジェット風船が復活した。

 公式戦では2019年以来のことで、虎子さんさんは日本一祈願のものだと詠む。

 今季も多くの投句をありがとうございました。

 週間賞は大坪覚さんの句をいただく。

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