真中満氏
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 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(木曜後10・00)が2日に放送され、元ヤクルト監督の真中満氏(54)がゲスト出演。自身の引退セレモニーにまつわるマル秘エピソードを明かして番組を盛り上げた。

 この日は、2023年10月にスタートしてから100回目の放送ということで「100回記念スペシャル!」として放送。

 時にはMC、時にはゲストという二刀流で番組最多出演を誇る真中氏をはじめ、川上憲伸氏(50)、五十嵐亮太氏(46)と“貢献度”の高い3人がゲストに呼ばれ、同じく同番組で大活躍している前田智徳氏(54)はスケジュールの都合で欠席ということも明かされた。

 そのなかで「父」というトークテーマを与えられた時だった。

 真中氏は「うちの親父は一切僕の進路とかに口を出さなかった。ほとんど全部自分で決めた感じだった」と明かし、高校も大学も真中氏自身が進学先を決め、授業料の負担をお願いすると、ただ「いいよ」と返してくれるような父だったとまずは紹介した。

 「のびのびやらせてもらった。もう亡くなったんですけど…」

 息子の野球に一切口を出さなかった父。それでも、高校野球、大学野球、プロと進んだ息子の新聞記事などを丁寧にスクラップしておいてくれ、帰省時にはそれを用意して待ってくれていたという。

 そんな優しい父だが、「ただ、酒飲みでした」と大のお酒好きだったそうで「僕の親父は(息子のプロ)野球の試合じゃなくても昼間から酒を飲んでました」と笑わせた真中氏。

 「自分で全部選ばせてくれたんで僕も責任があるじゃないですか、自分で決めたことだから。だから家族のせいにしたり、親父のせいにしたりすることはできないし、ちょっと苦しい時も最後まで頑張ろうかなっていうふうに思えたのは自分で決めたってことが大きかった」と自分の人生は自分で切り開くよう導いてくれた父に感謝した。

 そして、真中氏の引退セレモニーが行われた2008年10月12日の横浜戦(神宮)のことを振り返る。

 「もちろん家族とか、うちの奥さんとか来て。最後の引退セレモニーの時にうちの親父がいなかったんですよ、時間に。ここに集合しろってところにいなくて。で、みんなで探してたら入口で警備員に止められてて。ちょっと酔っぱらってフラフラ歩いて…」

 なんと、引退セレモニーに臨む主役・真中満外野手の父が、一般の酔客と勘違いされて警備員に止められていたそうで、スタジオ内は大爆笑に包まれた。

 結局、「真中のお父さん」であることが証明されて無事に球場内へ。だが、息子の引退が寂しかったであろうに不器用で直接言葉にすることができず、つい飲み過ぎてしまった父は、息子の前に立ったセレモニーでも酔っぱらったままでフラフラ。

 「親父は立ちながらちょっとよろけてるんです。うちのカミさんが支えてるんですよ。だから一般的に見たら、ちょっと足の弱ってるお父様を(息子の)奥さんが支えてるみたいな感じなんですけど、違うんですよ。酔っぱらっててまっすぐ立てないだけ」と懐かしそうな笑顔でぶっちゃけた。

 ここで後輩の五十嵐氏が「確かに、僕、真中さんのお母さんと一緒にお酒飲んだことあるんだけど、ずっと旦那さんの文句言ってた」と補足説明すると、真中氏も大受け。「でもね、俺、大好きないい親父でした、本当に」と天国の父を偲んでいた。

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