
【西武斎藤大翔】高卒ドラ1ルーキー初1軍9月28日の直前たまたま聞いた昇格への思い
西武の昨秋ドラフト1位、斎藤大翔内野手(18)が9月28日のソフトバンク戦で1軍デビューしました。将来のレギュラー遊撃手を期待される「ドラ1」が、もがきながら成長しています。たまたま1軍昇格決定の直前、9月26日夕方に尋ねた“1軍前夜”の姿をお届けします。
プロ野球2025.10.05 06:00

西武対ソフトバンク 試合前、ベンチから守備位置へ駆け出す斎藤
★斎藤選手が語った主な内容
昨秋ドラフト、勝手に3位指名と予想していた
「外れ外れ1位」で指名されたことへの思い
「守備の人」がエラー続き…どう向き合った
同期ドラ5篠原に先越され「悔しい」

試合前、円陣の声だしを務める斎藤(右から2人目)
斎藤のインタビューの2時間後に、ドラフト5位篠原響投手(19)の2度目の1軍登板が迫っていた。
「今日はベルーナドームに見にいこうかなって思ってます」
9月7日、篠原のデビュー戦は生で見ていない。
「2軍戦で静岡でした。帰りの新幹線で映像で応援してました。堂々っていうか、あいつ、全然緊張してない顔でしたね」と笑う。

源田(右)と遊撃の守備位置で練習に臨む斎藤
同期入団で、斎藤は金沢高、篠原は福井工大福井高。同じ北陸の高校出身だ。
しかしながら。
「隣の福井県なんですけど、篠原のこと、全然名前も知らなかったんですよ。北信越地区でも、有名選手の名前は少し知ってたんですけど、篠原のことは知らなかったです…」
正直だ。それが。
「キャンプの時に1球見て『うわっ、すっげえ球だ』って思って」
そして。
「そのままどんどん上がっていったんで、悔しいというか、自分もドラフト1位なので。篠原は5位で先にどんどん上がっていったんで。(同2位の渡部)聖弥さんもそうなんですけど、悔しい思いはあります」
右肩痛抱え別メニュー自分との差

8月の夏合宿で特守を終えた西武斎藤(右)と福尾(左)
右肩痛を抱えて入団した斎藤はキャンプの同じ頃、スローイングを控えながらの別メニュー。勢いの差への悔しさを、率直に吐露した。
ドラフト1位は1年間に12人しかいない。狭いようで広い日本列島で、12人しか誕生しない。「ドラ1」にはその価値がある。
斎藤は自分が「ドラ1」になった1年前の10月を振り返る。
「自分の中で勝手に3位(指名)だなと予想してて。1巡目で知ってる名前が次々に呼ばれて『順調に来てるな』と思ってたらいきなり呼ばれたので」
「第1回選択希望選手 埼玉西武 斎藤大翔 17歳 内野手 金沢高校」
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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。

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