<巨・神25> 9回、サヨナラ打を放ちナインに祝福される坂本(中央)(撮影・大森 寛明)
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 巨人は阪神との壮絶な乱打戦に逆転サヨナラ勝ちして連敗を阻止。3日ぶりに貯金1とした。

 9―10で迎えた9回だった。この回から登板した相手7番手右腕・ドリスから先頭・中山が四球で出塁。リチャードが二塁への内野安打で続き、新人・浦田が初球で犠打を決めて1死二、三塁。ここで代打に登場した坂本が中前へサヨナラ打した。

 粘って食らいついて巨人が逆転サヨナラ勝ちに持ち込んだ。

 先発左腕・横川が初回いきなり3点先制されたが、その裏に中山がプロ初となる満塁弾を放って一瞬で4―3と逆転。3回には横川とバッテリーを組む岸田が2ランして6―3と一時は3点リードを奪った。

 だが、6―3のまま迎えた5回に2番手右腕・ケラーが古巣相手に大乱調。1死から3連続四球で満塁のピンチを招き、坂本の適時打で2点差に迫られると、続く熊谷に押し出し四球を与えて1点差にして降板する。

 ここでマウンドに上がった3番手左腕・高梨は代打の代打・原口に今季初安打初打点となる投手強襲の適時安打を許して6―6の同点。さらに2死満塁から中野に前進守備の中堅・キャベッジの頭上を越える3点適時三塁打を打たれて6―9とついに逆転された。

 森下にも適時打され、ついに10失点。この回だけでケラーが5失点、高梨が2失点と一挙7点を失った。

 だが、打線は諦めない。

 6―10で迎えた7回に岡本の2点適時二塁打で8―10と2点差に迫り、さらにリチャードの適時打で1点差として9回を迎えていた。

 巨人のサヨナラ勝ちは今季7度目。阪神戦は敵将・藤川監督の45歳バースデーだった7月21日(東京D)に0―5で迎えた7回にリチャードの同点3ランを含む一挙5点で追いつき、9回に吉川が伊原からサヨナラ打して以来今季2度目。

 坂本のサヨナラ打は2023年6月16日の楽天戦(東京D)以来820日ぶり、通算12度目となっている。

 なお、巨人が2桁失点した試合に勝利するのは2021年4月27日のヤクルト戦(神宮)に14-11で勝利して以来1600日ぶりとなる。

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