ソフトバンク・山川穂高
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの山川穂高内野手(33)が、きょう13日のオリックス戦で先発する九里亜蓮投手(34)との“同学年対決”で復調のきっかけをつかむと意気込んだ。打撃不振で9日の日本ハム戦ではスタメン落ちの屈辱を味わったが、代打で21号ソロ。直前に王貞治球団会長(85)から受けた助言を生かした。12日に2位・日本ハムが敗れ、優勝マジックは14。今季初対決の九里を攻略して連敗を3で止め、リーグ連覇へ弾みをつける。

 山川の切り替えは早かった。11日のロッテ戦では先発・種市の前に3打数無安打1三振に終わったが、感触は悪くなかった。2回の第1打席で152キロ直球を打ち返した中飛をプラスに捉えていた。

 「9日のエスコンでもバックスクリーンに(本塁打を)打てましたし、(ロッテ戦での)1打席目もセンター方向。それはそれで良かったし、悪くはないのかなと。感覚的に変化せずにいけてはいます」

 前向きな姿勢できょう13日からのオリックス3連戦に臨む。初戦の相手先発は九里。1991年生まれの同学年で同僚の嶺井、大瀬良(広島)、梅野(阪神)らと大学日本代表としてプレーした仲間でもある。「いつになったら、ぶつかるんですかね。九里ならば同級生ですし、燃えますよ」と右腕のFA移籍後から対戦を待ちわびてきた。9月これまで8試合で打率・208、1本塁打1打点から“クリ撃ち”をきっかけに浮上をもくろむ。「広島時代からやってますし、イメージないわけじゃないのでね」と自信をのぞかせた。

 9日の2位・日本ハムとの直接対決では38試合ぶりの屈辱的なスタメン落ち。それでも9回2死に代打で柳川から意地の21号ソロをバックスクリーンに放り込んだ。8月20日の西武戦以来、15試合ぶりの一発。5日の楽天戦での試合前練習中に王貞治球団会長から受けた助言を生かしたものだった。

 「僕の基本は前さばき。会長からもアドバイスをいただいています。それが一番だと分かっているが、なぜできないかを探っています」と山川。身ぶり手ぶりを交えた王会長から「(バットの)芯じゃなくていいんだ。飛ぶんだから。バットを払う感じでスパーンと。速い打球で」と指摘を受けた。球をより前で捉えようと打撃マシンでバント練習を繰り返してポイントを確認。そして試合でのオーバーフェンスにつなげた。

 レギュラーシーズンは残り17試合。王会長の金言を胸にリーグ2連覇に貢献する。山川は「最終的に優勝ができれば。それだけです」と吹っ切れた様子で思いを口にした。 (井上 満夫)

続きを表示

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball