
ソフトバンク・柳町
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ソフトバンクの柳町達外野手(28)が残り18試合での決勝打増産を誓った。9日に敵地で日本ハムに敗れたチームは10日、きょう11日のロッテ戦(ZOZOマリン)へ向けた移動日。現在、両リーグトップの出塁率・388を誇り、現在チームトップタイの勝利打点9と勝負強さを見せる背番号32は、リーグ連覇へ“V撃”への強いこだわりを語った。
柳町にとっては“V撃”がより重要だと感じさせられた終盤の直接対決だった。9日の日本ハム戦を反省も含めてこう回顧した。
「追い込まれてからでも甘い球を打ち返すことはできたけど、ここぞで一本が出なかった。あの場面で打てていたらなと。残り試合が見えてきている中で試合を決める一本がさらにほしいですね」
5番打者として2回1死ではカウント2―2からエース・伊藤のフォークを左前打。チーム初安打は海野の先制打につながった。4回先頭の2打席目も同カウントから6球目直球を完璧に捉えた。ただ、強襲ライナーをさばかれ投ゴロ。対応力でチャンスメークを続けたが1点を追う6回1死二塁では高め直球を空振り三振。4点を追う8回2死一、二塁では上原の前に右飛。相手打線はモイネロから3本塁打と明暗が分かれた。ここぞで一発が出ていれば2位と5差をつけて、優勝へのマジックは13に減っていたかもしれない。
「もっと勝ちに導く一打がほしい」。今季はチームトップタイとなる9度の勝利打点をマークしているが、8月13日西武戦以降1カ月近く遠ざかっている。出塁率・388は12球団トップなど貢献度は高いが、さらなる勝負強さを追求するのは身近にライバルの存在があるからだ。慶大時代に主将、副主将の関係だった日本ハム・郡司。集中力と勝負強さを兼備し、勝利打点は7度と柳町に軍配が上がるが、郡司はサヨナラ打が3度ある。「打ってほしい場面で郡司は打っている。打席がなぜかくる。あれは刺激になるし、本当に凄い」。ひと振りでヒーローになれるサヨナラ打も意識している。
5日楽天戦で今季3度目の4安打と1四球で全打席出塁した際、小久保監督は「前まではあのくらいは、ずっと打っていました」と信頼の言葉を残した。7日の同戦では先発左腕・藤井との相性を買われ、プロ初の4番打者も任されている。
リーグ戦も残り18試合。柳町は「相手投手に対しても自分に対しても集中できている。あとは勝ちを呼ぶ一打を一本でも多く」。リーグ連覇が近づくV撃増産を狙っている。 (井上 満夫)
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