このまま”出番なし”…?DeNA、今季はいまだ1軍出場ゼロの選手6人

 レギュラーシーズンの佳境に入っている2025年のプロ野球。今季も主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない横浜DeNAベイスターズの選手を紹介したい。

石田健大

・投打:左投左打

・身長/体重:180cm/85kg

・生年月日:1993年3月1日

・経歴:広島工 – 法政大

・ドラフト:2014年ドラフト2位(DeNA)

 

 昨季は左肩の肉離れにより、自己ワーストの6試合の登板にとどまった石田健大。今季は巻き返しが期待されたが、ここまで一軍登板がない状況だ。

 

 法政大から2014年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、翌2016年には25試合の登板で9勝4敗、防御率3.12の好成績を残した。

 

 

 その後はリリーフを主戦場としたシーズンもあった石田、2020年には自己最多の50試合に登板し、1勝4敗25ホールド、防御率2.53をマークした。

 

 2022年以降は再び先発に戻り、一定の活躍を見せていたが、昨季は故障の影響で6試合の登板にとどまり、2勝3敗、防御率3.38に終わった。

 

 今季は5月中旬に実戦復帰し、二軍ではここまで15試合登板(1先発)で2勝0敗、防御率2.75を記録しているが、一軍昇格には至っていない。

 

 残り少ないシーズンの中でチャンスを掴み、再び一軍の舞台で輝きたい。

京山将弥

・投打:右投右打

・身長/体重:183cm/80kg

・生年月日:1998年7月4日

・経歴:近江高

・ドラフト:2016年ドラフト4位(DeNA)

 

 昨季は23試合の登板ながら、最速155キロを計測するなどポテンシャルの高さを示した京山将弥。しかし、長年の課題である制球難に苦しみ、今季は二軍でも寂しい数字が並んでいる。

 

 近江高から2016年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団。高卒2年目の2018年に開幕ローテーション入りを果たすと、同年は13試合登板、6勝6敗、防御率5.64を記録した。

 

 

 さらなる飛躍が期待されたが、以降は思うようなキャリアを描けず。2023年は制球に苦しみ、一軍登板なしに終わった。

 

 昨季はリリーフに専念すると、自己最多の23試合に登板し、2勝1敗5ホールド、防御率2.01の好成績をマーク。150キロ超のストレートを連発するなど、潜在能力の高さを見せた一方で、与四球率7.45と制球面での不安定さが目立った。

 

 高卒9年目の今季は、現時点で一軍登板はなく、ファームでも23試合の登板で防御率6.65と大きく低迷。残り少ないシーズンの中で、浮上のきっかけを掴めるか。

益子京右

・投打:右投右打

・身長/体重:176cm/95kg

・生年月日:2000年12月27日

・経歴:青藍泰斗高

・ドラフト:2018年ドラフト5位(DeNA)

 

 熾烈な争いを強いられ、昨季から一軍出場がない益子京右。高卒7年目を迎えているだけに、そろそろ一軍定着を図りたいところだ。

 

 青藍泰斗高では、高校通算23本塁打を記録。強肩強打の捕手として注目を集め、2018年ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団した。

 

 

 プロ入り後はファームで経験を積み、高卒3年目の2021年に一軍デビュー。同年は二軍でも72試合の出場で打率.235、6本塁打、26打点と長打力を示した。

 

 しかし、以降は一軍での出番が限られた。昨季は一軍出場がなく、二軍でも70試合の出場で打率.219、4本塁打、19打点と伸び悩んだ。

 

 今季は5月14日に左手有鉤骨の手術を行った影響で、長期離脱を強いられた益子。夏場に復帰したが、ここまで二軍戦55試合出場、打率.2433、3本塁打、17打点と目立つ数字を残せず。本職の捕手に加え、一塁をこなしているが、一軍から声が掛かっていない。

 

 一軍の捕手陣は山本祐大、松尾汐恩、戸柱恭孝らが定着し、付け入る隙がない状況だが、昇格を手繰り寄せる活躍を見せたいところだ。

庄司陽斗

・投打:左投左打

・身長/体重:176cm/95kg

・生年月日:2001年5月31日

・経歴:聖和学園高 – 青森大

・ドラフト:2023年育成選手ドラフト4位(DeNA)

 

 昨季はファームで好成績を残した庄司陽斗。今季の開幕前に支配下契約を勝ち取ったが、一軍デビューには至っていない。

 

 青森大では、4年秋のリーグ戦でエース格として活躍し、ベストナインを獲得。迎えたドラフト会議では、横浜DeNAベイスターズから育成4位指名を受け、プロ入りを果たした。

 

 

 ルーキーイヤーは、二軍の先発ローテーションとして奮闘。21試合(107回1/3)を投げ、8勝5敗、防御率2.35をマーク。ファーム日本選手権でも先発マウンドを託されると、6回無失点の好投を見せ、最優秀選手に選出された。

 

 今季は、春季キャンプ一軍メンバーに抜擢。開幕前の3月13日に支配下登録を締結した。

 

 しかし、オープン戦では結果を残せず二軍スタートとなると、現時点で一軍から声はかからず。ファームでも20試合(83回2/3)を投げ、2勝7敗、防御率4.52と数字を落としている。

 

 残り少ないシーズンで一軍デビューを勝ち取るためには、より一層のアピールが必要となりそうだ。

松本隆之介

・投打:左投左打

・身長/体重:188cm/94kg

・生年月日:2002年7月31日

・経歴:横浜高

・ドラフト:2020年ドラフト3位(DeNA)

 

 昨季はシーズン終盤に一軍の先発マウンドを経験した松本隆之介。高卒5年目の今季は飛躍が期待されたが、まさかのアクシデントにより、長期離脱を強いられている。

 

 横浜高時代には188センチの大型左腕として注目を集め、2020年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団。だが、高卒2年目の2022年は左肩のクリーニング手術を受けた影響で公式戦登板なし。同年オフに育成契約となった。

 

 

 それでも、翌2023年は開幕直後に支配下復帰し、二軍では9試合の登板ながら防御率1.29、奪三振率12.86と能力の一端を示した。

 

 昨季は二軍の先発ローテーションを回り、19試合の登板で3勝1敗、防御率3.02を記録。10月5日の中日戦で一軍デビューし、5回2失点の好投を見せた。

 

 しかし、今季は4月2日のオイシックス戦で登板中に転倒し、右前十字靭帯を損傷。同箇所の手術を実施し、現在はリハビリ生活を余儀なくされている。

徳山壮磨

・投打:右投右打

・身長/体重:183cm/87kg

・生年月日:1999年6月6日

・経歴:大阪桐蔭高 – 早稲田大

・ドラフト:2021年ドラフト2位(DeNA)

 

 昨季は一軍デビューを果たし、29試合に登板するなど飛躍の兆しを見せた徳山壮磨。しかし今季は、開幕から二軍暮らしが続き、一軍登板がない状況だ。

 

 大阪桐蔭高、早稲田大を経て、2021年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーは二軍で先発を中心に17試合に登板し、2勝6敗、防御率3.49を記録。

 

 

 しかし、同年の一軍デビューは叶わず。翌2023年は一時制球難に苦しみ、ファームを主戦場とするシーズンが続いた。

 

 それでもプロ3年目の昨季は、リリーフとして開幕一軍入り。オールスター前までで29試合に登板し、1勝1敗8ホールド、防御率2.45の好成績を収めた。

 

 ところが、夏場以降は腰椎椎間板ヘルニアで離脱し、9月に手術を敢行。今季は実戦復帰を果たしているが、開幕からファームが主戦場に。二軍では33試合登板、防御率3.06とまずまずの数字を残しているが、一軍昇格には至っていない。

 

 チームはAクラス争いを展開。一軍戦力に加わり、昨季の前半戦のような働きを見せたいところだ。

 

 

【了】

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