
【ハマのグルメマップ】横浜出身DeNA選手のイチ推し店を、記者が実食リポート
「おすすめグルメは何ですか?」
DeNAの選手たちの中でも地元・横浜出身の4選手に横浜市内のおすすめグルメを聞いて回りました。中川颯投手(26)、石田裕太郎投手(23)、松本隆之介投手(23)、大貫晋一投手(31)が、それぞれお店にちなんだ思い出とともに、魅了されたグルメを紹介してくれました。実際に記者も訪問して事細かにリポート。「ハマのグルメマップ」を参考にしてみてください。
プロ野球2025.09.03 06:00

九つ井の車海老天ざるそば
ジブリの世界観のような怪しげな道の奥に…
■記者の訪問リポート
とある平日の昼間。ハマスタでのナイター取材前に「九つ井」の本店を訪問した。JR大船駅の西口からバスで7分。畑など自然あふれる大通り沿いに歴史ある古民家のようないでたちだった。竹やぶを進んでいくと水車や
タヌキ、キツネの像がズラリと並ぶ。ジブリの世界観のような怪しげな道を進むとお店の入り口だ。

九つ井の入り口は竹やぶに囲まれた怪しげな雰囲気
いろりのある大テーブルに案内された。注文するのは中川颯投手オススメのざるそばとだし巻き卵のみ…のつもりだったが、メニューの天ぷらに誘惑されて車海老の天ぷらがセットになったざるそばを注文した。分厚い陶器のコップにそそがれる温かいお茶がこれまた染みる。
だし巻き卵はだしが染み出るんじゃないかというほどぷるんぷるんでやさしい味わいだった。居酒屋に行くと毎回だし巻き卵を頼むほど、個人的にも好きだが別格の安定感だった。

九つ井のだし巻き卵
3分後には天ぷらとざるそばも到着。そばとつゆの絶妙な相性でこの上ない上品な味わい。天ぷらは車海老もぷるんぷるんで、中川颯投手が「人生NO・1」というのも納得のおいしさだった。最後はそば湯をつゆに入れてゴクリ。1つで2度楽しめる、投打二刀流が武器の中川颯投手そのものだった。
社長「後援会出来るくらい活躍を」
大満足で食べ終え、事前にアポを取っていた渋谷千恵麿社長にお礼と少しばかりの取材を。訪問した経緯を伝えると「うちの宣伝なんていいからもっと成績上げろって言っといて」とニヤリ。お店で働いていた颯の祖母は同い年だったそうで、孫のような存在の颯に「『後援会作ろう、俺が会長やるから』って言ったんだけど、颯は『まだこの先どうなるか分からなくて恥ずかしいから』って。だから後援会できるくらい活躍して欲しいね」と期待を込めた。
話しているだけで圧倒されるようなエネルギーで続ける。「あいつはいい子でハンサムだから変な女に引っかからないようにって。それはいつも言ってるんだよ(笑い)」。冗談を交えながらも、応援している気持ちは伝わってくる。「あいつはそんなことないと思うけど、てんぐにならないで礼儀をしっかりして、人に好かれる存在であって欲しいね」と願っていた。

そうして話しながら、記者が手にしていた未払いの伝票をスッと取り上げて懐に入れ「このくらいはごちそうさせて。その代わり颯をしっかり頼むね」と言ってクシャッと笑った。さらに帰り際には「これ持って帰って」と特製のそばまんじゅう(写真)をいただいた。帰り際、バス停で食べた。あんこたっぷりでそば粉の生地のおいしさと、そして何より社長の温かい心遣いが染みた。
後日、颯投手に報告。おごっていただいたことを伝えると「社長、いつも僕関連の人にはごちそうしてくれるんですよ」とうれしそうだった。
本文残り71% (3616文字/5106文字)

1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball