このまま”出番なし”…?楽天、今季はいまだ1軍出場ゼロの選手6人

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 レギュラーシーズン後半戦に突入している2025年のプロ野球。今季も主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない東北楽天ゴールデンイーグルスの選手を紹介したい。(※今季成績は8月21日時点)

小孫竜二

・投打:右投右打

・身長/体重:180cm/88kg

・生年月日:1997年9月15日

・経歴:遊学館高 – 創価大 – 鷺宮製作所

・ドラフト:2022年ドラフト2位(楽天)

 

 即戦力として期待されたが、なかなか一軍に定着できずにいる小孫竜二。プロ3年目の今季は、ここまで一軍登板なしと苦しい立場になっている。

 

 鷺宮製作所時代に最速155キロを計測し、本格派右腕として注目を集めた小孫。入社3年目を迎えた2022年ドラフト会議で、東北楽天ゴールデンイーグルスから2位指名を受けてプロ入りを果たした。

 

 

 ルーキーイヤーは二軍で39試合登板、1勝3セーブ、防御率2.88、奪三振率9.70の好成績をマーク。しかし、一軍では4試合の登板で防御率9.00と思うような結果を残せなかった。

 

 昨季は、2試合の一軍登板にとどまるなど、ファームが主戦場に。二軍では先発、中継ぎの両輪で25試合(71回2/3)を投げ、4勝2敗、防御率3.01とまずまずの数字を記録した。

 

 今季は二軍でリリーフ起用がメインとなっているが、32試合の登板で防御率5,35と低迷。一軍登板がない状況となっており、残りのシーズンでの巻き返しが求められている。

吉野創士

・投打:右投右打

・身長/体重:186cm/78kg

・生年月日:2003年10月27日

・経歴:昌平高

・ドラフト:2021年ドラフト1位(楽天)

 

 高卒4年目の今季は、ファームで確かな成長を示している吉野創士。今シーズン中の一軍デビューが期待されている。

 

 昌平高時代には、高校通算56本塁打をマーク。抜群の身体能力を誇る外野手として評価を高め、2021年ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。

 

 

 高卒1年目は二軍で48試合に出場したが、打率.197、1本塁打、8打点とプロの壁に苦しんだ。

 

 昨季は74試合に出場し、打率.244、1本塁打、24打点と成長の兆しを見せたが、外野守備では9失策を記録。同年オフに背番号「9」から「78」へ変更となった。

 

 それでも今季は、攻守で着実なレベルアップを示し、6月には打率.423(52打数22安打)、1本塁打と絶好調。一時は打率.284まで上げた。ここまで75試合に出場し、打率.243、2本塁打、23打点、失策もわずか1と改善している。

岡島豪郎

・投打:右投左打

・身長/体重:176cm/82kg

・生年月日:1989年9月7日

・経歴:関東学園大付高 – 白鴎大

・ドラフト:2011年ドラフト4位(楽天)

 

 かつては外野のレギュラーとしてチームを牽引していた岡島豪郎。しかし、今季はここまで一軍出場なしと正念場を迎えている。

 

 2011年ドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。捕手登録だったが、プロ2年目の2013年はシーズン後半から外野のレギュラーに定着した。

 

 

 同年は79試合出場、打率.323(規定未満)の活躍で球団初のリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。

 

 翌2014年には142試合に出場し、打率.283、7本塁打、53打点、9盗塁の好成績をマーク。その後は故障に泣くシーズンもあったが、2021年には打率.280、8本塁打、56打点と安定した成績を収めた。

 

 だが、昨季は31試合の出場にとどまり、打率.200と低迷。36歳を迎える今季は、開幕からファーム暮らしが続き、二軍でも打率1割台と苦しんでいる。

 

 厳しい立場に置かれているだけに、残りのシーズンで復活の兆しを示したいところだ。

安田悠馬

・投打:右投左打

・身長/体重:185cm/105kg

・生年月日:2000年3月3日

・経歴:須磨翔風高 – 愛知大

・ドラフト:2021年ドラフト2位(楽天)

 

 プロ4年目の今季は、強打の捕手としてシーズンを通した活躍が期待されていた安田悠馬。しかし故障に苦しみ、一軍昇格には至っていない。

 

 愛知大から2021年ドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。ルーキーイヤーには球団史上初となる新人捕手の開幕スタメンを勝ち取ったが、新型コロナウイルスへの感染や故障があり、わずか5試合の出場に終わった。

 

 

 それでも、翌2023年は53試合に出場し、打率.218、3本塁打、7打点を記録。昨季は34試合と一軍での出番を減らしたが、打率.262、2本塁打、9打点と能力の一端を示した。

 

 同年は二軍で90試合に出場し、打率.281、6本塁打、42打点、出塁率.383の好成績。最高出塁率に輝いた。

 

 今季は正捕手奪取が期待されていたが、開幕前に右有鉤骨鉤を疲労骨折。長期離脱を強いられた。

 

 7月5日にようやく実戦復帰したが、復帰2試合目で再び離脱した。まずはコンディションを整え、戦列に戻りたい。

山﨑剛

・投打:右投左打

・身長/体重:173cm/74kg

・生年月日:1995年12月29日

・経歴:日章学園高 – 国学院大

・ドラフト:2017年ドラフト3位(楽天)

 

 2023年には一軍で多くの出場機会を得たが、昨季は体調不良もあって5試合の出場に終わった山﨑剛。今季は巻き返しが期待されていた中、開幕前に長期離脱を余儀なくされた。

 

 国学院大から2017年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験すると、2021年にはスタメンの機会を増やし、56試合の出場で打率.256、4本塁打、24打点、4盗塁を記録した。

 

 

 翌2022年にはさらに出場機会を増やし、79試合の出場で15盗塁をマーク。2023年はレギュラー奪取こそならなかったが、自己最多の117試合に出場し、打率.203、2本塁打、19打点、13盗塁を記録するなど、貴重な一軍戦力となった。

 

 しかし、昨季は春先に体調不良で離脱。夏場に復帰したものの、わずか5試合の出場に終わった。

 

 プロ8年目の今季は、開幕前の3月に左膝の手術を実施。実戦復帰まで約6カ月を要することが発表された。

弓削隼人

・投打:左投左打

・身長/体重:193cm/105kg

・生年月日:1994年4月6日

・経歴:佐野日大高 – 日本大 – SUBARU

・ドラフト:2018年ドラフト4位(楽天)

 

 昨季は自己最多の34試合に登板した弓削隼人。しかしプロ7年目の今季は、一軍未登板ともどかしいシーズンを過ごしている。

 

 SUBARUから2018年ドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りを果たしたが、同年は8試合の登板にとどまった。

 

 

 翌2012年には19試合登板、4勝12敗、防御率3.67と先発として経験を積むと、その後はリリーフに転向。2019年には自己最多の53試合に登板した。

 

 翌2020年も2年連続で開幕ローテーション入りしたが、10試合の登板で3勝2敗、防御率5.01と目立つ数字を残せず。2022年からは中継ぎに配置転換となった。

 

 昨季は自己最多の34試合に登板したが、2勝1ホールド、防御率5.94と思うような数字は残せず。

 

 プロ7年目の今季は、現時点で一軍登板がなく、二軍でも28試合の登板で1勝1敗、防御率4.99と苦しんでいる。残りのシーズンで結果を残し、是が非でも一軍でのチャンスを勝ち取りたいところだ。

 

 

【了】

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