第107回全国高校野球選手権第10日 2回戦 西日本短大付2―1聖隷クリストファー ( 2025年8月15日 甲子園 )

<西日本短大付・聖隷クリストファー>西日本短大付・西村監督(撮影・五島 佑一郎)
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3季連続出場の西日本短大付(福岡)が競り勝って2年連続3回戦進出を決め、1992年以来、33年ぶりの優勝に向けてまた一歩前進した。
西村慎太郎監督は試合後、「本当に素晴らしいゲームで、勝利に結びつけたことは本当にうれしいです」と第一声。同点に追いつかれた直後の8回の勝ち越し劇に「打者もそうですけど、簡単にいかないだろうということだったんですが、打った打者が素晴らしかった」と4番の佐藤仁(3年)を称えた。
同点の8回途中のピンチで登板、無失点で切り抜けたエース右腕・中野琉碧(3年)については「総力戦と考えていましたので、中野が流れを止めてくれたのが非常に大きかった」と言い、直後の攻撃で勝ち越したことには「同点で止めたので何とかみんなで1点を、ということを伝えましたが、よくあそこで斎藤、佐藤が打ってくれた。やはり軸の打者なのでチームが1番困った時に、とは日頃から言っているので本当にいいところが出たと思う」と話した。
また、8回途中まで1失点の力投を見せた背番11の左腕・原綾汰(3年)については「本当によく投げてくれた。立ち上がりに球が高かったんですが、3回以降は高さが決まっていましたし、見ていてゲームをつくってくれるなと安心して見ていました。原だけではなく、3年生が凄いなと思って見ています。全国大会に来させていただいて、これだけの中で試合ができるようになったかというのは非常にうれしく思います」とナインの成長に目を細めていた。
打線は、3回無死から原綾汰(3年)が左中間三塁打し、続く奥駿仁(3年)の二ゴロの間に生還し先制。同点の8回無死一塁からは4番・佐藤仁(3年)が左越え適時二塁打して勝ち越した。
投げては、背番11の左腕・原綾汰(3年)は丁寧にコーナーをつく投球で、再三、得点圏に走者を背負いながらも要所を締めて8回途中まで1失点の力投。8回途中から登板したエース右腕・中野琉碧(3年)が試合を締めた。
OBで昨夏3回戦で応援にも駆けつけた日本ハム・新庄剛志監督(53)は、西村監督と同級生。9日の1回戦で勝利した際、新庄監督は「次の試合(聖隷クリストファーとの2回戦)が一番大事なゲームな気がするので。次勝てばね、乗っていけるようなチームだと思うから。次、期待しています」と話していたが、偉大なOBの“予感”が当たり、チームの進撃は続く。
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