パ・リーグ   日本ハム9―4ロッテ ( 2025年8月14日    エスコンF )

<日・ロ>初回、2ランを放ち奈良間らとタッチを交わすレイエス(撮影・高橋 茂夫)
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 ゴルフボールのように、弾丸ライナーが飛んでいった。打線を活気づけた2戦連発。レイエスは日本語で「マタ、アシタ」と一言だけ残し、ご機嫌で球場を後にした。

 11日までのソフトバンクとの首位攻防戦では3連敗し、自身も5~11日の6試合は18打数2安打0打点の停滞だった。

 「全然打てていなくて、チームも(11日まで)4連敗と良い流れではなかった。気持ちを切り替えて、このカードに入った」

 前夜は8回に起死回生の同点ソロを放ってサヨナラ勝利を呼び込み、勢いそのままで迎えた1―0の初回1死一塁からリーグトップ独走の23号2ランを右翼席へ。68打点と合わせてリーグ2冠独走の一発で首位・ソフトバンクまで3ゲーム差に縮め、「勝利に貢献できる打撃を続けて、ホークスを追いかけます」と堂々と宣言した。

 普段からチームメートとのコミュニケーションを欠かさない助っ人には、ささやかな夢がある。7月のある日、伏見とゴルフの話題になった。「“(優勝旅行で)ハワイに行ったら一緒にやろうね”と話した。現実として、そこに向かっている実感がある」。ラウンドに出た経験はなく、打ちっ放しをたしなむ程度でも、オフの楽しみが原動力にもなる。

 3回も左前打で出塁し、続く石井の中前打で1メートル96、135キロの巨体を揺らして三塁へ激走。さらに中堅・高部の悪送球で一気に本塁に生還した。決して手を抜かない全力疾走が、ソフトバンクを必死に“追走”するチームと重なった。(田中 健人)

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