パ・リーグ 日本ハム6ー1西武 ( 2025年8月5日 エスコンF )

<日・西>3回、安打を放つ奈良間(撮影・高橋 茂夫)
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4日夜、日本ハム・奈良間のもとに一件のLINEが届いた。送り主は谷内内野守備走塁コーチ。「BOSSから明日、ショートでスタメンと伝えておいてとLINEが来ました。準備よろしくお願いします」。先月3日のソフトバンク戦以来、約1カ月ぶりのスタメン出場。燃えないはずがなかった。
「前日に伝えてくれていたので、良い準備ができました」
0―0で迎えた3回無死一塁。サインはバスターエンドラン。1球目こそファウルとなるも、続く2球目に右前へ運んで一、三塁と好機を演出した。この一打で流れを引き寄せ、この回一挙5得点。7回先頭では左前打と、今季3度目の複数安打に「与えられたところで結果を残さないといけない。今日の自分の評価としては良かった」と、胸を張った。
今季17試合目の先発出場。出場65試合のうち、ほとんどが守備固めだった。チーム編成上、ユーティリティーを任されるだけに試合前練習の大半は守備練習に割かなくてはいけない。「僕が与えられていることは簡単にできない。自分のミスでチームも負けることもあるので、準備で手は抜けない」と、準備を怠ることはなかった。
ただ、レギュラーを諦めているわけではない。試合後はベンチ裏で、谷内コーチが投げる打撃練習を日課としてきた。現役時代に内野のユーティリティーとして生きた谷内コーチは「まだ3年目。本当にバランスは難しいと思うけど、レギュラーを狙って毎日を過ごす中で、今チームに必要とされるところで貢献して欲しい」と、期待を込めた。
少ない出場機会でのマルチ安打は日々、準備を怠らない努力の賜だ。「それが結果として出て良かった。それが自分の中ではうれしいです」と奈良間。控えに甘んじるのはまだ早い。先にあるレギュラー奪取へ、まだまだアピールを続けていく。(清藤 駿太)
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