今年も8月に開幕する甲子園の代表校が出そろった。例年のように熱い戦いが期待される一方で、近年は有力選手にこれまでと異なる“変化”が見られるという。それがドラフト上位クラスの「プロ回避」だ。では、なぜその傾向に拍車がかかっているのか。監督、スカウト……関係者に聞いた現代球児のリアルとは?《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 横浜高・阿部葉太外野手(179cm85kg・右投左打)、小松大谷高・田西称内野手(180cm94kg・右投左打)、滝川高(兵庫)・新井瑛太投手(180cm82kg・右投左打)に浜田高(島根)・山田玲投手(178cm82kg・右投右打)。

 今年の高校生で「プロ注目」と言われていた選手たちがいま、続々と「進学希望」を公言している。

■旭川北高・菊地斗夢・投手・185cm73kg・右投左打

(本格派右腕の素質では北海道・東北№1と見ていた無名の快腕)

■青森山田高・蝦名翔人・内野手・183cm84kg・右投右打

(稀少価値の打てる大型二塁手。今春以降、バッティングの精度が急成長)

■佐野日大高・洲永俊輔・投手・180cm80kg・左投左打

(アベレージで145キロ前後をマークする快速左腕。故障からカムバック)

■関東一高・坂本慎太郎・外野手・170cm68kg・左投左打

(小柄な体に走・攻・守すべてプロ級の野球センスが凝縮した近本二世)

■磐田南高・山田堅正・投手・181cm80kg・右投右打

(今春以降、急激に台頭した本格派。140キロ後半に達した速球と長打力兼備)

■星稜高・道本想・投手・175cm76kg・右投左打

(構えた所に80%前後きめる制球力にスピン量抜群の速球とスライダー非凡)

■星稜高・能美誠也・捕手・176cm76kg・右投左打

(あり得ない握り替えのスピードと正確無比な二塁送球。守備力は高校№1)

■広島工業大高・半田恵太・内野手・180cm79kg・右投左打

(快足、ボディーバランス抜群の守備ワークにライナー性の長打力。無名でも全国トップクラスの遊撃手)

 忘れそうになっていたが、高校球児のもう一つの進路である「就職」を選択した逸材たちもいる。

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