
広島・前川
Photo By スポニチ
広島は育成の前川誠太内野手(22)、辻大雅投手(20)を支配下登録することが27日、分かった。近日中に発表される。シーズン中に育成入団選手が2人同時に支配下昇格するのは球団初。巻き返しへ向けて球団は勢いある若ゴイの活躍に期待を寄せる。苦しい戦いが続くチームは巨人戦(マツダ)に5―6で敗れ、7月2度目の5連敗。借金は今季最多を更新する9まで膨らんだ。
新井カープが巻き返しに向け、新たな一手を打った。7月末の支配下登録期限を前に球団は育成・前川、辻の2選手を支配下登録することを決めた。暗いトンネルを抜け出し、浮上の波に乗るためにも、“新戦力”の活躍に期待がかかる。
シーズン前に、鈴木清明球団本部長は「良ければ(シーズン中にもう一人、外国人選手を)獲る。一つは(育成選手のために)枠は置いておきたい」と方針を示していた。当然ながら球団は新外国人の補強に向け、数人の助っ人投手をリストアップ。水面下で調査を続けていたが、最終的に獲得を断念した。ある球団関係者は「リストに欲しい選手が残っていなかった」と明かした。
チームは下降線をたどり、一刻の猶予も許されない状況。後半戦を前に新井監督は「若い選手の成長に期待したい」と話していたが、球団では初めてシーズン中に育成入団の選手2人を同時に昇格させることを決断した。
4年目の前川は一塁、二塁、遊撃など内野の複数ポジションを守れ、今季はウエスタン・リーグで66試合に出場して打率・286、20打点と存在感を示していた。一時は打率が4割を超えるなど、秀でた打撃センスが魅力。昨オフに左足関節を手術し、不退転の覚悟で臨んでいたが、アピールが実った。また、3年目の辻は同リーグで23試合に登板して1勝1敗1セーブで防御率3・80。今季、前半戦だけで直球の球速が10キロアップした。最速150キロに到達した成長途上にある左腕。これで支配下登録の上限となる70人が埋まる。若ゴイの勢いも借り、上位浮上への巻き返しに臨む。
続きを表示
NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball