
デスターシャする今井(右)と牧(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ
「マイナビオールスターゲーム2025」は23日、京セラドームで第1戦が行われる。第2戦(横浜)で先発予定の西武・今井達也投手(27)と、同じ1998年生まれで4度目の球宴となるDeNA・牧秀悟内野手(27)の「同学年対談」が実現。球宴での対決や、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での共闘への思いなど、真夏の祭典を前に語り尽くした。(取材・構成=大木 穂高、福井 亮太)
今井 どんな形でもオールスターに出られることは光栄なこと。プレーも楽しみだし、いろんな選手と野球の話もできる。有意義な時間にしたいよね。
牧 出場できることは凄くありがたいし、パ・リーグの投手と対戦する機会も少ないので一打席、一打席、楽しみたい。
今井 牧とは去年のオールスターも神宮(第2戦)で対戦があったけど、その時は内野ゴロ(一ゴロ)だった。今年も対戦できればうれしいな。
――高校時代からお互いをどう見ている?
牧 (今井)達也は高校卒業してすぐプロに入っていた。プロの年数は全然違うけど、高校の時も有名だったし、ずっと投げ続けているのでタフだなと思う。自分は甲子園も出てないし無名だった。存在感が強くて、なかなか対戦は少ないけど交流戦、オールスターで対戦できるので凄く楽しいよ。
今井 大卒1年目から大活躍なので凄い。同学年でありながら、日本を代表するような打者と対戦できていることは感慨深いものがある。こういうバッターをちゃんと抑えるように頑張りたいと思う。
牧 いろんなチームの速報を見るけど、達也が投げる時は見ちゃうよね。数字にも表れているし、点を取られなかったり、三振が多かったり、パ・リーグを代表する投手。凄いなと思いながら見ている。
――来年3月はWBCがある。侍ジャパンで共闘したい?
今井 凄く楽しみ。牧とは23年のアジアプロ野球チャンピオンシップで初めて同じ代表でプレーさせてもらった。また同じチームでプレーできるのは凄く楽しみ。
牧 今も活躍しているし、WBCのトップチームになった時は多分エースとしてやってくれると思うので、凄く頼りになる存在になると思う。選ばれたら一緒に世界一目指して頑張りたい。
――同世代には阪神・佐藤輝、巨人・山崎らがいる。
今井 牧も含めて同世代にはいい選手がたくさんいる。それが凄く誇りに思える部分。自分らの世代が今後のプロ野球を背負っていけると思う。
牧 各チームに世代を代表して、投手だけではなくて、野手もチームを背負って戦ってる選手が多いので、それが凄く刺激になる。あいつが活躍しているから俺も負けられないという気持ちにもなるよね。切磋琢磨(せっさたくま)していいシーズンを過ごせている。
今井 セ・リーグの同じ年の選手が凄く頑張っているので、パももうちょっと頑張ろうよと感じている(笑い)。でも投手も野手もいい選手がたくさんそろっている年代なので刺激になるかな。
――6月17日の交流戦での対戦では2安打、1三振だった。
牧 スーパーですよ。たまたまヒットが出たけど、直球が強いし変化球も凄い。全部が一級品。
今井 4番なので、もう割り切っていった。ホームランを打たれなきゃ俺の勝ちぐらいで。1、2打席目は直球とスライダーがほとんどだったので、3打席目でフォークを投げたら空振るのかなと思って投げたら空振りが取れた。
牧 フォークは見てなかったので…。最後だけやられました。点差もあったし、ホームランを狙ったけど、打てる球じゃなかった。
――先発で投げ合ったバウアーが、今井のことをパイレーツの剛腕スキーンズのようだと言っていた。
今井 うれしかった。初めてバウアー選手が投げている姿を見ることができたし、打席で実際に自分の肌で感じることもできた。メジャーで活躍した選手の凄さを感じたし、上には上がいると改めて感じた。
――球宴での対戦では直球勝負?
今井 それを言っちゃったら勝負にならない。サイドスローになるかもしれないし、アンダースローで投げるかもしれない。左で投げるかもしれないし。そこは本番のお楽しみで。
牧 ホームランを打てるように頑張りたい。
――三振ではDeNA・バウアーの「ソードセレブレーション」も披露した。
今井 多分気づいてないでしょ?見てなかったもん。
牧 映像で見た。まさかやってるとは。見ておけば良かった。
――球宴でもソードセレブレーションか、それとも牧選手のデスターシャか?
今井 その時の雰囲気で思いつきでやれればいいかな。一緒にデスターシャ?じゃあ今年は打たれてみようかな(笑い)。考えておきます。
≪前半戦はともに好調 今井6勝で防御率3位、牧は打点&本塁打3位≫2年連続2度目の開幕投手を務めた今井は、3月28日の開幕戦日本ハム戦で2失点完投も黒星。だが2戦目の4月4日のソフトバンク戦で今季初勝利を挙げると5連勝を飾った。4月18日のソフトバンク戦では8回無安打1失点の快投で、平良との61年ぶりの継投「ノーヒットワンラン」を達成。6勝3敗、リーグ3位の防御率1.62をマークしている。牧は開幕2番でスタートしたが、5月30日以降は4番に固定され88試合で打率.278、いずれもリーグ3位の46打点、15本塁打で折り返した。
続きを表示

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball