
【阪神小幡竜平】若き虎のショートストップが誇る技巧「超速タッチ」の極意に迫る
阪神の旬の話題に焦点を当てる随時企画「虎を深掘り。」では小幡竜平内野手(24)のスゴ技に迫りました。遊撃レギュラーをつかみかけている有望株の、隠れた武器は「タッチ」の技術。速く、強く、走者をしとめるテクニックとこだわりを紹介します。
プロ野球2025.07.17 06:00
二盗阻止 好タッチに注目
交流戦からスタメン機会を増やした小幡が、普段そのプレーを見ない野球ファンをひそかにうならせていた。
その1つが、6月19日のロッテ戦(甲子園)。5回無死一塁で岡の二盗を阻止。捕手坂本の好送球だったが、遊撃からベースカバーに入った小幡のタッチが注目を浴びていた。

6月19日 ロッテ戦で岡(右)の二盗を阻止
送球をぎりぎりまで引きつけて捕球。捕ったと同時に、高速で岡の足にグラブをぶつけにいく。ベース近くから強く滑り込んできた岡の勢いに負けず、逆に押し返すような形になった。交流戦ではオリックス戦でも似たような好タッチがあった。
数センチ、数ミリを争う世界で、アウトの確率を高めるために磨いてきた。
「タッチにはこだわりたいです。強めにいくことを意識しています」
かつては審判を幻惑するのも技術 現在はリプレー検証があり…
内野手のタッチは、古くから「強く、速く」が鉄則。タイミング的な速さは当たり前のこと。かつてはランナーがわざとグラブめがけて滑り込んできた。スライディングに負けないための「強さ」、さらに「速さ」で審判の目を惑わせる必要もあった。名内野手としてならした球界OBは「触っていようが、いまいが関係ない。とにかく審判にアウトと言わせる」と証言する。
今のプロ野球にはリプレー検証がある。どんなに速くても、強くても限りなく正確に「現実」がさらされる。そんな令和の野球界を生きる小幡が、こだわりポイントを3点挙げた。
令和の球界でのこだわりポイントとは
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1977年6月生まれ、長野市出身。2003年入社。
約20年の取材歴の大半が野球担当。記者としては阪神、広島、オリックス、中日、高校野球などを歴任。現在は大阪を拠点に野球全般をカバー。評論担当も兼ねる。
取材で意識していることは「見えないものを見る」。アスリートの魅力、競技の奥深さを広い世代に届けたい。
趣味は旅行、料理、立ち飲み、お笑い、ドラマ、ウオーキング。喫緊の課題は高血圧。

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