2025年7月7日11時0分


















オリックス対ロッテ 6回表ロッテ、九里は汗を飛ばして力投する(撮影・宮崎幸一)


オリックス対ロッテ 6回表ロッテ、九里は汗を飛ばして力投する(撮影・宮崎幸一)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>


6月27日の楽天戦(京セラドーム大阪)。先発の九里亜蓮投手(33)がマウンドに上がるより先に、場内に「九里」の名前がコールされた。慌てて顔を上げると、少年が笑顔でタオルを掲げていた。

ナインが守備位置に就く際に選手を迎える「スタメンキッズ」。この日は九里の長男もその1人だった。「機会があるというので、(自分が)投げる、投げないにしてもいいんじゃない? という話をしました」。先発した九里は8回まで124球を投じながら、9回のマウンドへ上がった。父として息子にかっこいい姿を-。実際のところは「基本、試合はいつも見に来ているので、そこは関係ないです」と笑った。9回は1点を失ったところで交代。8回1/3、136球に「最後まで投げたかったですね」と純粋に悔やんだ。

どのポジションに就くかは当日発表される。九里は事前に選手へ「どこか来るらしい」と伝えていた。迎えたのは岡山理大付、亜大の後輩にあたる一塁の頓宮裕真捕手(28)。何やら楽しそうに話した後、お尻を優しくとたたき、グラウンドを後にした。「(息子に)『ホームラン打って』と言われたから『じゃあ、お尻たたいてくれ』と頓宮が言ってポンとしたら、『ほんまにホームラン打てたわ』言ってました」と笑顔の九里。ハッパを掛けられた頓宮は8号2ランを放ち、自身も6勝目を挙げて西川と3人でお立ち台に上がった。そんな思い出深い1日。「大きくなって覚えてくれていたらいいな」。父の顔をのぞかせた。【オリックス担当=村松万里子】




オリックス対ロッテ 6回表ロッテ2死二塁、九里は高部を三ゴロに仕留めてグラブをたたく(撮影・宮崎幸一)


オリックス対ロッテ 6回表ロッテ2死二塁、九里は高部を三ゴロに仕留めてグラブをたたく(撮影・宮崎幸一)






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