
オリックス・山岡
Photo By スポニチ
4連勝を飾った15日の巨人戦後、ある首脳陣の一人から声をかけられた。「オリックス、救援陣が弱いって言われているじゃん。6回終わってリードした時の勝率を調べてみて」。16日時点で、救援防御率は12球団で唯一4点台の4・45。これは確かに弱点と言える数字だけに、その言葉の真意が気になった。
調べてみると、6回終了時点でリードした試合の勝率は・962(25勝1敗1分け)で、現在12球団トップ。九里や宮城ら、長いイニングを投げられる先発陣の存在もさることながら、首脳陣のマネジメントによる救援陣の整備も見逃せない。
開幕からフル稼働が続いていた守護神のマチャドには、5月2~4日の仙台遠征に同行させず休養を与えた。以降、助っ人右腕は160キロ近くの直球と最速150キロのチェンジアップの球威を取り戻し、7度のセーブ機会で失敗なし。同じく登板がかさんでいた山田、古田島にもそれぞれ4月下旬から10日間の出場選手登録抹消によるリフレッシュ期間を設けた。
リーグトップの17ホールドを誇るペルドモに加え、厚沢投手コーチが「切り札のつもり。ちょっと一人、役割が違う」と評するのが、今季から救援専任となった山岡だ。5月5日に初昇格し、イニング途中の火消しでも奮闘を続けている。先月30日に中日から金銭トレードで獲得した岩崎は、15日巨人戦で移籍後初ホールドを記録した。吉田、宇田川、小木田らがトミー・ジョン手術を受け、山崎や平野、阿部ら実績組も2軍調整中。それでもリードを守り切る陣容がそろいつつあるだけに、劣勢時やロングリリーフで流れを変えられる選手が台頭すれば、現在2位のチームはさらに勢いづくはずだ。(阪井 日向)
続きを表示

NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball