今シーズンから再びリリーフに転向した中日の根尾昂投手。インタビュー後編は、華麗な経歴から常に浴び続けてきた注目と重圧の受け止め方や、自身の「現在地」について率直な思いを聞いた。〈全2回の2回目/最初から読む〉
先発からリリーフへと再び役割が変わったことについて、根尾は「あんまり変わらないですよ」とあっさりしている。
「毎日投げる準備をしているし、毎日ブルペンに入るのでそこは違うかなと思いますけど、それ以外はあまり。先発も中継ぎも、変わらずやり甲斐はあります」
プロ入りした6年前は内野手だった。そこから外野手に挑戦し、投手との“二刀流”を経て2023年から投手に専念している。先発から中継ぎへの配置転換など、もはや根尾にとって小さな変化なのだろう。
意識するのは「基本的な体調管理」
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日々、出番を待つ不規則な役割を任せられるにあたり、気をつけているのは「基本的な体調管理」だという。
「いっぱい寝ることと、いっぱい水を飲むこと。前までは、結構色々なことを決めたりしていたんです。これをやるとか、これを食べないとか……最近はあまり決めない方が楽だと感じていて。だから水と睡眠、本当にそれだけ。水自体にこだわりもないですよ。どのくらい飲むとか決めているわけではないけど、脱水は内臓にも筋肉にも一番負担がかかるので、喉が渇く前に飲む、それだけ気をつけて常温の水を摂るようにしています」
睡眠は9時間から10時間はとるようにしているという。昨年2月のインタビューでは、目を酷使しないために読書はあまりせず、スマホも長時間使わないと話していた。
「それは今も変わらないですね。意識しているわけではなく、もう勝手に見たくなくなっています。だから携帯を触っていることもあまりない。日々やるべきことが沢山あるので必然的にというか、携帯を見るのは疲れますからね」
無駄なものをできるだけそぎ落とし、自分がやるべきことだけに向き合う。それは人とは違う道を歩んできた根尾が自然と身につけてきた術なのかもしれない。

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