兵庫県出身の角氏は1973年に阪急電鉄に入社し、2003年に社長に就任しました。

2005年、村上世彰氏が率いる投資ファンドが阪急の長年のライバル「阪神電鉄」の株式の半数近くを保有し、筆頭株主となります。

角氏は村上氏側から阪神の株式を買い取り、戦後初めてとなる大手私鉄どうしの経営統合を主導しました。

鉄道や流通、不動産事業に加え、プロ野球の阪神タイガースや宝塚歌劇団の運営なども行う「阪急阪神ホールディングス」の会長や社長として、およそ20年にわたってグループをけん引しました。

また、関連会社である阪急阪神百貨店などを傘下に持つ「エイチ・ツー・オー リテイリング」や「東宝」などの取締役も務めました。

一方、2023年に宝塚歌劇団の宙組に所属していた劇団員が死亡した問題では、阪急阪神ホールディングスの経営トップとして、上級生などからパワハラがあったことを認め、遺族側に謝罪しました。

歌劇団の運営のあり方が厳しく問われる事態となりました。

このほか、2011年からは関経連=関西経済連合会の副会長も務めるなど、関西の財界を代表する経営者の1人として知られていました。

角氏は去年12月に「健康上の理由」で阪急阪神ホールディングスの会長を退いていましたが、先月26日、兵庫県宝塚市の自宅で亡くなりました。76歳でした。

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