
巨人・石川
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まさにどん底からはい上がった。巨人・石川達也投手(26)は、昨季DeNAを戦力外となり今季から加入。当初は「敗戦処理からだと思っていた」と自身も語っていたように、中継ぎ起用が予想されたが、開幕ローテーション入りをつかんだ。決め球のチェンジアップを武器に、今春の対外試合では6試合で16回1/3を投げてわずか1失点。「これまでにないぐらい調子がいい」としたように、プロ5年目の今季は最高の状態で開幕を迎える。
入念な準備も怠らなかった。キャンプ序盤にブルペン投球を見た阿部監督が、先発での起用を示唆。それを知った石川は、宮崎キャンプ最終日に投手陣ではたった1人ブルペン入り。100球を黙々と投げ込み「いつ先発が回ってきてもいいようにしっかり投げ込みました」と備えていた。
実戦に入ると16日のカブス戦とのプレシーズンゲームで2番手として3回無安打無失点など0を並べ続けた。先発した23日のロッテ戦で初回に失点するまで12回連続無失点。プロ入り後最多となる92球を投じて最終確認を終え「チームで何十人もピッチャーがいる中の6人の中の1人に選んでいただいた。責任感を持って迎えたい」と開幕を見据えた。
プロ入り初登板は22年7月14日の敵地・広島戦。東の新型コロナ養成で急きょ先発マウンドに上がり、2回1/3を3安打2失点だった。今季1軍で先発のマウンドに上がればそれ以来3年ぶり。初登板は開幕3戦目のヤクルト戦(東京ドーム)の予定。プロ初勝利はもちろん、さらにはリーグ連覇に向け欠かせない存在となっていく。(記者コラム・村井 樹)
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