<D・広>9回、広島・田村はソロを放ちナインとハイタッチ (撮影・村上 大輔)
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 広島・田村が“ペナルティー”をバネに猛アピールを開始した。2点を追う5回に開幕右翼争いのライバル・二俣の代打として途中出場。オープン戦1号を含む3安打1打点と発奮し、逆転勝利に貢献した。

 「昨日、打撃練習から右方向にいい打球が行かなかったので、今日は練習からポイントを少し前にして、引っ張ろうと思って。それが試合でもできた」

 5回1死から竹田の高め直球を右中間二塁打にすると、7回1死一、二塁では外角直球を左前へ運び、同点劇をお膳立て。2点優勢の9回先頭でも、篠木が投じた初球の外寄り直球を引っ張り、トドメのオープン戦1号を右翼席へ叩き込んだ。

 9日ヤクルト戦が記憶に新しい。初回の先頭・塩見の右翼線への飛球をファウルゾーンで落球(失策)。ばん回を期した2回無死一塁の打席で一直に倒れると、新井監督は3回守備からベンチに下げた。懲罰交代。「もっと自分に厳しく」。その悔しさを晴らした。

 戦前まで今春対外試合は打率・040。キャンプ中の2月3日に負傷した左手中指は骨折していたが「(プレーは)できるので」と休まなかった。反転攻勢を告げる3安打。新井監督からも「よかったね。いいスイングだった」と称えられた。

 右翼で2年連続開幕スタメンへ。21歳は「他の選手の結果より自分。全力で頑張りたい」と言葉に力を込めた。(江尾 卓也)

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