2025年3月10日11時0分


















オリックス対DeNA 7回に登板するオリックス片山(撮影・和賀正仁)


オリックス対DeNA 7回に登板するオリックス片山(撮影・和賀正仁)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>


オリックスの社会人野球出身の新人たちが、元気に開幕1軍を目指している。支配下6人中、半数の3人が社会人野球から入団。5日のオープン戦・楽天戦で、ドラフト6位、片山楽生投手(22=NTT東日本)と同5位の東山玲士投手(24=ENEOS)が本拠地・京セラドーム大阪のマウンドで好投した。

先発の片山は、1回を1安打無失点。2回に登板した東山も1回を2三振無失点で投げ終えた。片山は「レベルの高い世界でやってきた自信はあるので。そこを最大限にアピールして、社卒はいいねって思ってもらって、社会人にもいい選手がいるんだっていうのをぼくたちが示していければ」と語り、東山も「社会人は勝ってなんぼだと思うんで。チームが勝つためにというところを(ENEOSの)大久保監督(当時)に教えていただいてきました」と明かした。昨年、日本通運からドラフト6位で入団した古田島がチーム最多の24ホールドを挙げるなど大活躍。先輩の実績が、新人たちに、後に続く活気を与えている。

独立リーグ出身の選手たちが台頭。12、16年首位打者のロッテ角中のようにタイトルホルダーになり、侍JAPANで活躍する選手も現れた。今年も阪神育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が剛球でアピールし、開幕前に支配下枠を射止めた。独立リーガーのシンデレラ・ストーリーは、珍しいものではなくなった。さらに高校、大学卒業から1年目でNPBの指名を受けることができるなら、独立リーグに希望者が集中するのでは、と危惧する球界関係者もいる。

ただ社会人野球には、そこでしか経験できないものがある。負けられない緊張感の中で都市対抗予選を戦い抜き、代表をつかむ。投手なら、1球の怖さを身をもって知る。その経験が多くの選手を一流に押し上げてきた。今年のオリックスの社卒ルーキーたちも、育ってきた環境に誇りを持っている。これからの奮闘に注目だ。【オリックス担当=堀まどか】




オリックス対DeNA 7回に登板するオリックス片山(撮影・和賀正仁)


オリックス対DeNA 7回に登板するオリックス片山(撮影・和賀正仁)






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