
23日のヤンキースとのオープン戦でタイガースのジョーンズ(70番)が本塁へ突入する(AP)
デトロイト・タイガースが積極的な走塁を試みていると大リーグ公式サイトが24日、報じた。
23日のヤンキースとのオープン戦で、二塁走者のジャメイ・ジョーンズ外野手は左飛の場面でタッチアップに備えていた。左翼手が太陽の光でボールを見失い、ボールが地面に落ちた瞬間、ジョーンズは三塁へとスタート。すると三塁ベースコーチのジョーイ・コーラが本塁へ向かうように手を振った。ジョーンズは本塁の3、4メートル手前でアウトになったが、「コーチが僕をホームに送ったことに驚いたけど、嫌じゃないよ。よし、やってみようって感じだった。挑戦しないと自分が何ができるか分からない」と話した。
タイガースが昨季シーズン終盤の快進撃で注目されたのは投手陣の起用法だったが、同じくらい大きな要因となったのが大胆な走塁だった。8月中旬、コーラ三塁コーチが「テンポを上げ、チャンスがあれば積極的に次の塁を狙え」と熱く語ったことから始まり、それが強敵に挑む若い打者たちにとって、突破口を開くきっかけとなった。
「それが僕たちが勝った試合で果たした役割は、ものすごく大きかった。単に得点するってことじゃなくて、それが僕たちの野球に必要なこと。チーム全体の士気が上がるし勢いがつく」とライリー・グリーン外野手。タイガースはこの積極的な走塁をシーズン全体にわたって続けたいと考えている。
3ランホームランを待つほどの打線はまだそろっていないが、若い選手たちの脚力を活かせば、パワー不足を補える。ヤンキースから移籍してきたグレーバー・トーレス内野手は「コーラから電話があったとき、たくさん走る準備をしておけって言われた」と言う。スプリングトレーニングは、その意識が根付く時期でもある。選手たちがコンディションを整えるだけでなく、コーラ氏をはじめタイガースのコーチ陣が選手たちの走塁能力を見極めるチャンスでもある。
「キャンプ序盤から、積極的に走り続けるつもりだ」とAJ・ヒンチ監督。「その理由の一つは、僕たちが積極的な走塁を持ち味とするチームであることを再認識させるため。アウトになるかどうかはあまり気にしない。それより大事なのは、これが俺たちの野球だっていうアイデンティティーなんだ」。タイガースは昨季76盗塁で全体26位だったが、積極的に足を絡めていく考えだ。
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