オープン戦 ヤクルト2―1日本ハム ( 2025年2月22日 浦添 )

引退会見でつば九郎から花束を受け取る五十嵐(ヤクルト球団提供)
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ヤクルトと日本ハムのオープン戦が22日、沖縄県の「ANA BALL PARK浦添」(浦添市民球場)で行われ、ヤクルトOBでメジャーでも活躍した五十嵐亮太氏(45)が試合を生中継したフジテレビONEの解説に登場。ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」の魂をデビュー当時から31年間の長期に渡って担い、16日に急逝した球団スタッフを追悼した。
実況を務めたフジテレビの田淵裕章アナウンサー(43)が、3回裏の攻撃が終わったところで、つば九郎のレギュラー番組「つば九郎のカンペDEトーク」と「超・つば九郎タイムス」の放送を告知。
続いて「五十嵐さん、つば九郎を支えてきた球団スタッフがお亡くなりになりました。つば九郎はいったん今、巣に帰って羽を休めている、休養中というところなんですが、ファンに愛され、選手に愛され、五十嵐さんもいろいろ思い出あると思いますが、どんな存在でしたか?つば九郎は」と質問された。
これに五十嵐氏は「う~ん…」と5秒ほど絶句。そして、「彼自身ね、やっぱヤクルトの選手であったりファンに愛されて愛したという……方で。僕が入る前からね、スワローズを支えてきたというか。そういった方だったんですけれども…。まぁ…。もうつば九郎のこの存在っていうのは唯一無二ですよね…。つば九郎はつば九郎にしかできないことをやってきたので。そういったことが………う~ん………。見られなくなるというかね…。僕に限らず、たくさんの人が…悲しい…寂しい…思いをね、いまだにしてると思います」と時々言葉に詰まりながら懸命にコメントした。
五十嵐氏と田淵アナの座る実況席には、つば九郎が自身の分身「すわくろう」と呼んでいた小型のぬいぐるみが置かれ、田淵アナも声を震わせながら担当スタッフの訃報を紹介。突然の別れに寂しさと無念さがにじんだ。
つば九郎は1994年4月9日の阪神戦(神宮)でデビュー。通算2000試合連続出場を控えた2022年4月21日、妹の「つばみ」とともに新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者と認定されて連続出場記録は途絶えたものの、同年8月5日の巨人戦(神宮)でプロ野球マスコットとして初となる前“鳥”未到の2000試合出場を達成した。プロ野球名球会からも特別表彰を受け、会員の証であるブレザーも授与された。
多い時は一日に何度も更新されていたつば九郎のブログだったが、3日のエントリーを最後にストップ。6日には、つば九郎の体調不良により4月までのイベント参加中止と長期休養が球団から発表されていた。
関係者、そして全国の野球ファンが回復を心から願っていたが、つば九郎の魂は16日に天国へ。19日には球団が「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました」と悲しい報告をした。
その際、球団はつば九郎の今後の活動について「しばらくの間休止となることをお知らせいたします」と発表。この日のオープン戦では妹の「つばみ」が兄の代役として孤軍奮闘し、これまでつば九郎が担っていたメンバー表交換の立ち合いや始球式のアテンドなどをこなし、兄とそっくりな姿にファンから大きな声援が送られていた。
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