【こちらはノーカット版】消化試合でも…意地のサヨナラ勝ちに導いた栗山巧の〝鬼の選球術〟(東スポ)の場面【西武6-5日本ハム】2024/9/1 ライオンズフェスティバルズ最終日

【西武】消化試合でも… 意地のサヨナラ勝ちに導いた栗山巧の〝鬼の選球術〟(東スポ)

西武が〝消化試合〟を感じさせない連夜の劇勝だ。1日の日本ハム戦(ベルーナ)は9回に2点差をひっくり返して6―5でサヨナラ勝ちを飾り、3カードぶりの勝ち越しを決めた。

 試合を決めたのはこの日4安打3打点の元山飛優内野手(25)だった。ただ、その流れをつくったのは前日の試合で、殊勲の1号代打逆転2ランを放った23年目・栗山巧外野手(40)だ。2点ビハインドの二死満塁のチャンスで、この日4タコだった外崎に代わって代打で登場。栗山は相手4番手・柳川の直球を空振り、フォークを見逃して2球で2ストライクと追い込まれたが、ここから職人芸ともいえる〝鬼の選球術〟を発動した。

 直球3球をファウルにしながら、3つのボール球を見極めてフルカウントに持ち込んだ。そして9球目。141キロのフォークを打ちにいきながらもバットを止め、1点差に詰め寄る押し出し四球を勝ち取った。

 この日の殊勲者・元山も「最後、栗山さんが粘りに粘って次につなげようとしてくれた。これに乗っからせてもらおうと思って打席に立つことができました。ドン詰まりでも何でもまずは1点という気持ちで打席に立ちました」と最敬礼。栗山にとってはNPB歴代16位となる通算1049個目の価値ある四球だった。

 まさに試合の分岐点となった栗山の〝眼〟。渡辺久信監督代行(59)も「昨日のヒーローが今日は追い込まれてからのフォアボールとつなぎ役に徹していた。あのフォアボールがすごく大きかった」とたたえていた。

「四球を最初から狙うことはない。追い込まれてからはスイングの動作をコンパクトにして全ての球種に対応できるよう心掛けている」(栗山)

 あまたのプロ野球選手がいる中で、追い込まれてからカウントをつくって四球をもぎ取れる選手は一握りだ。マネしたくてもなかなかできない〝技術〟が23年間のプロ生活を支えている。

40歳のベテランである西武・栗山がさすがの存在感を見せた。

 2点を追う9回2死満塁で代打で登場。日本ハム・柳川に2球で追い込まれるも、しっかりとボールを見極めて最後は9球粘って押し出し四球を選んだ。

 フォークにも崩されずにしっかりと見極める姿に、ネクストバッターズサークルにいた元山も「鳥肌が立った。栗山さんの必死さを無駄にしたらあかんなと思った」。栗山の執念の四球で1点差となり、直後の逆転サヨナラの2点二塁打につなげた。

 栗山は前日は8回に代打逆転2ラン。この日もファンからの大歓声を浴びて打席に入り「(自分で)決めたかった」と振り返った。「なかなかね、普通に考えたら昨日の今日で、2日連続というのはないんですけど。“それもありえるぞ”というのを見せたかった」。

 そう話したベテランは「今日は元山が決めてくれたんで。あそこは良くつなげたな、と」と笑顔。渡辺監督も「追い込まれてからの四球。あの四球は大きかった」と称えていた。

2024年9月1日
埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハムファイターズ
ベルーナドーム
ライオンズフェスティバルズ2024最終日

ライオンズ スターティングメンバー
先発 武内 夏暉
1(右) 長谷川 信哉
2(遊) 源田 壮亮
3(中) 西川 愛也
4(指) 佐藤 龍世
5(三) 平沼 翔太
6(二) 外崎 修汰
7(一) 元山 飛優
8(左) 蛭間 拓哉
9(捕) 炭谷 銀仁朗
監督代行 渡辺 久信

ファイターズ スターティングメンバー
先発 北山 亘基
1(左) 水谷 瞬
2(二) 石井 一成
3(一) 清宮 幸太郎
4(指) レイエス
5(三) 郡司 裕也
6(遊) 上川畑 大悟
7(右) 万波 中正
8(中) 松本 剛
9(捕) 田宮 裕涼
監督 新庄 剛志

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