🥊「天心より先に世界戦チャンスの可能性も」名門帝拳から出てきたもう一人の世界王者“予備軍”…6戦目の増田陸が“ワンパン”衝撃KOで日本バンタム級王座を奪取🥊

「しっかりと手応えがあった」
 富施はもんどりを打ってキャンバスに倒れた。
 すぐさま立ち上がったが、目の焦点はあわず、染谷レフェリーがカウントを続ける間にファイティングポーズをとることができなかった。10カウントが数えられ、染谷レフェリーは大きく手を振ってKOを宣告した。コーナーの椅子に座ろうとして富施の足がよろけた。
「何も覚えていない。どのパンチで倒れましたか?右?警戒していなかった」
 控室で元王者は、そう嘆いた。
 昨年5月に7回TKO負けして以来の再戦に王者の富施は徹底した対策を練ってきた。1ラウンドこそ、危ない左ストレートもらい、バランスを崩したが、増田の武器である左ストレートを封じるため、ガードを固め、頭の位置を下げ、その距離に入らないというボクシングを徹底してきた。3ラウンドに増田は右目の上をカットした。
 だが、増田もまた「サウスポーの左に対してのカウンターの右」を徹底的に練習してきた。

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