【HQS】ドラ1ルーキー武内夏暉の奪三振シーンとベンチに戻るところを一塁側から【西武vsロッテ】2024/4/10

西武ドラ1左腕は「大したもの」 
受けて実感…炭谷銀仁朗も目を見張った“対応力”(フルカウント)

西武・武内は10日のロッテ戦で7回4安打2失点と好投…炭谷と“14歳差バッテリー”

西武のドラフト1位ルーキー左腕・武内夏暉投手は10日、本拠地ベルーナドームで行われたロッテ戦に先発し、7回4安打2失点に抑えた。チームは延長10回の末に競り負けたが、22歳の武内は7回1安打無失点の快投でプロ初登板勝利を達成した前回(3日、オリックス戦)に続いて、新人離れした実力を見せつけた。2試合連続で武内の球を受けた19年目のベテラン・炭谷銀仁朗捕手も素材の高さに目を見張った。

武内はこの日も、最速150キロを計測したストレートにツーシーム、カーブなどをまじえ奮闘した。前回登板と違っていたのは、序盤に得意のツーシームが抜け気味だったこと。初回には同じ“ドラ1新人”の上田希由翔(きゅうと)内野手の右上腕付近に、3回にはグレゴリー・ポランコ外野手の右肘に死球をぶつけた。いずれも左打者に対するツーシームだった。

 それでも徐々に修正し、4、5、6回はいずれも3者凡退で片づけたが、惜しむらくは、追い込んだ後の失投を痛打されたことだ。3回2死一塁では、山口航輝外野手にカウント0-2から、内角を狙った147キロの速球が外角に入ったところを先制の中越え適時二塁打とされた。7回2死三塁で友杉篤輝内野手に中前適時打されたのも、カウント1-2と追い込んでから真ん中寄りに失投したストレートだった。

「なかなか自分のリズムをつかめなくて苦しかったです。ツーストライクから失投を打たれたことは教訓になります」

 反省した武内だったが、前回に続いてバッテリーを組んだ炭谷は「序盤は抜け気味でしたが、それでも球の強さがありましたし、中盤以降は本人が修正しました」と称えた。さらに「死球が2つあったので、左打者に対してはもっぱら内角に使っていたツーシームを『外角に使おうか?』と聞くと、『はい、できます』と言ってくれて、その球でポランコを三振に取ったりしていましたからね、大したものですよ」と感心しきりだ。

6年ぶりに古巣復帰の炭谷は本拠地ゲームに「実家に帰ってきたようなもの」

さらに「前回登板では、右打者の膝元へのスライダーを1球も使いませんでしたが、今日はカットボールとスライダーをそこに投じました」と配球に変化を加えたことを明かした。その上で「徐々にレベルアップしていて、対応力にびっくりしています。オープン戦時点から観察していますが、今のところ、精神的にも弱さは全く感じません」と評価した。

 ルーキーの開幕後の優れた投球内容に、球団内外で「今季先発ローテの柱となるのはもちろん、将来的には侍ジャパンの一員として戦える器」との声も上がり始めている。そんな逸材の成長に、炭谷が大きな役割を果たすかもしれない。こちらは36歳のベテランで、13年間西武で活躍した後、2019年に巨人へFA移籍。2021年のシーズン途中に金銭トレードで楽天に渡り、今季6年ぶりに古巣復帰を果たしている。

 昨季リーグトップの盗塁阻止率.412をマークした24歳の古賀悠斗捕手が正捕手を張る中で、炭谷も10日現在、3試合でスタメンマスクをかぶっている(武内2試合、松本1試合)。打っても打率.400(10打数4安打)と好調。「6年ぶりといっても、僕にとって西武は西武です。僕はもう他球団を挟んでいるので“生え抜き”ではありませんが、実家に帰ってきたようなものです。リフォームしたとしても、実家は実家でしょ?」と居心地がよさそうだ。

 例えて言えば、1人暮らしをしていた息子が実家に戻り、生まれたばかりの甥っ子の世話を積極的に見るようなものだろうか。今後も武内との“14歳差バッテリー”から目が離せない。

武内夏暉7回2失点で降板 
プロ2度目の先発は課題残すも言葉通り先頭打者に出塁許さず(日刊スポーツ)

西武武内夏暉投手がプロ2度目の先発マウンドに上がった。

 「初戦の時よりかはちょっと楽な気持ちはある」と試合に臨んだ。いつも通り力感のないフォームから左腕を振った。3回2死一塁で、4番山口に右方向へ先制適時打を打たれ、プロ初失点を喫した。初対戦のロッテ打線に「中軸に強打者がいるので、その前に走者をためないこと」と警戒していたが先取点を与えた。

 初回はしっかりと踏ん張った。1死から2番ポランコにライトへ二塁打を打たれると、3番ソトに四球を与えた。山口から空振り三振を奪い2死としたが、5番上田に投球を当て2死満塁のピンチ。ここで6番池田を150キロの直球で三ゴロに抑え、無失点で切り抜けた。「前回と同じように先頭打者を抑えるというのを意識したい」とテーマを挙げていたが、先頭打者には出塁を許さず、言葉通りの投球をみせた。

 プロ初登板初先発となった前回3日オリックス戦(ベルーナドーム)では7回1安打7奪三振無失点、二塁を踏ませない快投で初勝利を飾った。中6日でコンディションをしっかり整えてきた。登板2日前には「張りもやっぱり、オープン戦とは違う重い張りが出てきて。ストレッチはたくさんしました」と自分の体と向き合いながら、万全な状態に仕上げてきた。

 7回には2死三塁から、9番友杉に中前適時打を打たれ2点目を失い、この回で降板。7回4安打2失点。課題は残したが、登板を重ねるごとに一歩ずつレベルアップしていく。

◆武内夏暉(たけうち・なつき)2001年(平13)7月21日、福岡県北九州市生まれ。折尾愛真中では軟式野球部に所属。八幡南3年夏は県3回戦敗退。国学院大では2年秋から東都リーグ戦に出場。3年秋は4勝を挙げて優勝に貢献し、MVPに選ばれた。大学通算36試合で14勝7敗。昨年ドラフトではヤクルト、ソフトバンクとの3球団競合の末、1位で西武入団。186センチ、90キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1600万円。

2024年4月10日
埼玉西武ライオンズ vs千葉ロッテマリーンズ
2回戦 ベルーナドーム

勝利 横山 陸人 (ロ) 1勝2S
敗戦 アブレイユ (西) 1敗4S
セーブ 国吉 佑樹 (ロ) 1S

本塁打 中村剛也 1号(9回裏・ソロ)

ライオンズ スターティングメンバー
先発 武内 夏暉
1(遊) 源田 壮亮
2(中) 岸 潤一郎
3(二) 外崎 修汰
4(一) アギラー
5(左) コルデロ
6(指) 中村 剛也
7(三) 佐藤 龍世
8(捕) 炭谷 銀仁朗
9(右) 金子 侑司
監督 松井稼頭央

マリーンズ スターティングメンバー
先発 メルセデス
1(中) 岡 大海
2(左) ポランコ
3(指) ソト
4(右) 山口 航輝
5(一) 上田 希由翔
6(二) 池田 来翔
7(三) 中村 奨吾
8(捕) 田村 龍弘
9(遊) 友杉 篤輝
監督 吉井理人

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