まもなく球春到来、1週間後にはキャンプが始まります。中日ドラゴンズの課題はなんといっても「得点力不足」の解消。そこでキーマンとなる高橋周平選手に迫りました。
■最下位になった原因は得点力不足
去年、屈辱の最下位に終わったドラゴンズ立浪監督の就任で期待された打撃の底上げも実りませんでした。課題となったのは、得点力不足です。
(立浪監督)「ここ1本が今年もでなかったというところは、昨年からの課題がクリアできなかったので、そこが1番今年、最下位になった原因じゃないかと思う」
■打線の中心は高橋周平選手。プロ12年目で「ラストチャンス」
チーム改革のため、去年のオフから血の入れ替えが始まったドラゴンズ。京田選手や阿部選手がトレードで去るなか、大砲候補にアキーノ選手らを獲得しましたがその実力は未知数。
そこで、打線の中心としてチームを引っ張らなければいけないのが、プロ12年目の高橋周平選手。
(高橋周平選手)「ラストチャンスぐらいだと思ってるんで」
2020年にはゴールデングラブ賞を受賞し、打率はキャリアハイの3割越えとチームの主軸として活躍。しかし去年は、ケガと不調に苦しみ、出場機会は78試合打率2割4分9厘、ホームラン数はわずか2本に終わりました。
(高橋周平選手)「何も残らなかったというか、迷いながらやっていたシーズンでもあったので、すっきりはしてないかなという感じですね。」
今シーズンをラストチャンスと言い切る高橋選手。その理由は、阿部選手、アリエル・マルティネス選手らの退団にあります。
(高橋周平選手)「普通だったら(自分がチームから)出されてもいい状況でしたけど、(自分が)残っている意味も含めてもう一回ドラゴンズで勝負できる、自分が引っ張っていけるようなそんな感じでやりたいですけどね」
■ドラゴンズの「背番号3」が決意をもって臨む
今月5日、高橋選手の姿は大阪にありました。大島選手が行っている自主トレーニングに参加するためです。ハードな練習で知られる大島塾で、1年間戦い抜くための体作りに取り組みます。
なかでも、背中や下半身に効果があるといわれるウエートトレーニングで、バッティングや守備で必要な筋力を鍛えます。体をいじめぬくことにはワケがあります。
(高橋周平選手)「強く振るために、強いスイングをするためにウエートトレーニングやトレーニングをしているんですけど」
高橋選手が意識して取り組んでいるという「強いスイング」。これは感覚的なものだと言いますが、体の回転を意識して、最後まで振り切ることで、打球のスピードや強さが増し、飛距離アップの可能性が高くなるといいます。
(高橋周平選手)「やっぱりヒットヒットじゃ魅力がないと思いますし、ホームランを狙うではないですけど、自分の持っているスイングの強さを出しつつ、バッティングしたいと思いますけど。
チームの課題である得点力不足を克服するため、理想とする「強いスイング」の修得にキャンプでも取り組みます。
(高橋周平選手)「あと何年しかない野球人生の中で、今年やらなかったらというのはあるので、最低限2割8分、(本塁打)2桁打ってれば絶対外されないと思うんで、143試合は出たいですね。そこが一番ですね。」
ドラゴンズの飛躍には欠かせない「背番号3」が決意をもってキャンプに臨みます。
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