プロ野球の中日ドラゴンズが、2軍本拠地の老朽化を理由に、東海地方の自治体を対象に移転先を公募することになった。2030年代前半の移転を目指し、2026年度前半に公募条件の詳細を示すことを発表。すでに愛知、岐阜、三重の3県から誘致に名乗りを上げる自治体が続出している。

2軍本拠地の移転先を公募している中日。写真は今季初勝利を喜ぶ中日ナイン(写真:共同通信社)

 他球団でも近年は2軍拠点の移転先を巡る誘致合戦が繰り広げられる。背景に何があるのか。

 球団側には、主力選手のメジャーリーグ移籍が加速しているため、これまで以上に早いサイクルで若手を育成するための充実した2軍施設を整備したいとの思惑がある。他方、自治体側には、2軍とはいえ集客力があるプロ野球ブランドを呼び込みたいという期待がある。

 誘致の成否は、数十年先のまちづくりにも影響を与えかねず、それだけに誘致合戦は熾烈をきわめる。

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