「スーパー小学生剣士」フェンシング日本代表として世界に挑戦 強さの秘密は「多彩な技」と「家族の絆」 佐賀

フェンシングの全国大会で優勝し、世代別の日本代表に選ばれたスーパー小学生が佐賀県にいます。家族の絆で、世界を目指します。

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■小学6年生・野方莉希さん
「次の国際大会でも、練習してきた成果を出してシンガポールで優勝してきます。」

佐賀県庁を訪れたのは、佐賀市の小学6年生、野方莉希(らいき)さん(12)です。

去年開催されたフェンシングの全国大会での優勝と世界大会への出場を、知事に報告しました。

まだあどけなさが残る莉希さんですが、フェンシングを始めると人が変わります。

■莉希さん
「よっしゃー!よし!しゃー!」

目にも止まらぬスピードで、たくみに剣を操る莉希さん。自分より体の大きな選手が相手でも、果敢に攻めていきます。

■石田旭昇アナウンサー
「結構、きついですか。」
■莉希さん
「でも、まだまだです。」

練習時間は毎日4時間半。中学生や高校生、社会人を相手に日々、技術を磨いています。

莉希さんがフェンシングと出会ったのは、小学2年生の頃です。たまたま見たフェンシングの練習での剣さばきに一目惚れし、競技を始めました。

そこから、めきめきと頭角を現し、競技を始めてわずか2年半。小学4年生の時に、10歳以下の世界大会で優勝しました。現在は、アンダー14の日本代表にも選ばれています。

その強さの秘密を探るため、石田アナが体験させてもらいました。

ステップから,、わずか1秒足らずで剣先が右肩を捉えました。

■石田アナウンサー
「すごいスピード。怖かったです。急に剣先が飛び出してきて、圧とスピードに圧倒されました。」

莉希さんの最大の武器は、圧倒的な練習量から生み出される多彩な技です。

世界でも戦えるよう、海外選手の特徴を動画などで日々分析しています。

■莉希さん
「今までに見たことがない技を見せて、最終的にみんなをファンにさせたいです。」

これまで数々の大会で優勝や入賞してきた莉希さん。

■莉希さん
「両親のサポートが厚かったです。お父さんは練習を手伝ってくれたり、お母さんは体の面を管理してくれたり。うれしかったです。」

強さの秘密はもう一つ、一番近くで見守ってきた両親の支えだといいます。

父・宏明さんは、息子のために自宅の駐車場に練習場をつくりました。

■父・宏明さん
「屋根付きの所は、雨が降った時にもできるように。長い屋根をつけて、雨の日はここで練習をする。」

フェンシングは未経験でしたが、一から勉強し練習相手も務めています。

そして、心の支えとなっているのが母・美和さんです。

■母・美和さん
「きつそうにしている場面やプレッシャーに感じている場面も、すごく私としても感じていたので、莉希なら大丈夫だよと声をかけたり、神社に行ってお参りしたりしました。」

さらに、試合の遠征では。

■父・宏明さん
「車で行って車中泊して、次の日の試合まで車の中で寝て。」
Q.お父様が運転されて?
「そうですね。10時間とか15時間かけて運転して、息子は後ろで寝かせてという感じで。」

道具の購入や大会のエントリー費など競技にかかる費用は、年間でおよそ100万円です。そのため、遠征先ではホテルには泊まらず、宏明さんが運転する車で車中泊しています。

家族と共に歩む莉希さん。フェンシングとほぼ同じ4時間、毎日、机に向かい勉強しています。

練習だけでなく勉強も頑張るのには、ある理由があります。

■莉希さん
「日本代表の選手も文武両道だから、自分もしないとなと思った。」

小学6年生にして、すでに日本代表としての自覚も芽生えていました。

莉希さんは、3月19日からシンガポールで始まる世界大会に出場します。

父・宏明さんもコーチとして帯同します。

■莉希さん
「信じられない気持ちになって、すごくうれしかったです。大きな目標は、海外派遣の世界大会で優勝することです。」

家族の絆を武器に、小さな剣士は世界へと羽ばたきます。

■莉希さん
「やー!」

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年3月12日午後5時すぎ放送

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