7日から1軍合流「守備と走塁は、絶対に僕はミスできないので」
「めっちゃ楽しいっす」。中日から現役ドラフトでDeNAに加入した濱将乃介外野手がニコッと笑う。春季キャンプはファームスタートも、7日から1軍に昇格。合流2日目にまさかの“ガラス破壊事件”を起こすも、すっかりチームに馴染んでいる。
第2クールでの1軍合流を「『早っ。え、もう!?』みたいな感じでした」と振り返るが、やってきたチャンスに気合いが入った。個人練習の時間が多く、自分で考えて実行することが、冒頭の「楽しい」の理由。「やらなかったら置いていかれる。朝ホテルを出るときから『今日は何を意識してやるか』とか、しっかり気持ちを整理して練習するようにしています」と充実した毎日だ。
2022年ドラフト5位で独立リーグ「日本海リーグ」の福井から中日に入団。プロ3年目の昨季、ようやく1軍デビューを果たして5試合に出場し、プロ初安打もマークした。そしてオフに行われた現役ドラフトでDeNAへ。「中日では何も活躍できていないので、こっちではしたいんです」と熱い思いを口にする。
課題の打撃にも手応え「だんだんいい感じになっている」
実は、9日に行われた青白戦前には“事件”が起きていた。外野ノックからバックホームした際に、たまたま開いていたバックネット裏フェンスのわずかな隙間をくぐり抜けて送球がガラスに直撃。割れてしまい段ボールで補修される事態となった。コーチやスタッフから「弁償しろ」といじられ、「逆にナイスコントロースっすよね」と笑い飛ばした。
そんな自慢の? 守備は、実戦でも好返球を見せるなど光るものを示す。「守備と走塁は、絶対に僕はミスできないので。自分の持ってるものをどんどんアピールできるようにしていきます」と力強かった。
一方で、試合に出るためには打たないといけないということもわかっている。「打撃は伸ばしていかないといけないところ。だんだんいい感じになっているので。今チャンスやと思うので、掴めるように必死にやっています」と、この日も居残りでバットを振り込んだ。
桑原将志外野手がFAで西武に移籍し、外野の枠を巡っては熾烈な争いが繰り広げられている。「ずっとアピールタイムです。守備、走塁から入ると思うのでそこでアピールして、打撃もアピールしていきます」。横浜の地での覚醒へ、25歳の新戦力が燃えている。
(町田利衣 / Rie Machida)

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