2026/01/31 NEW

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下嶋 恵樹

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産経新聞社


 3月27日に開幕予定の2026年プロ野球。昨季にブレイクした選手は少なくないが、これは偶然か、それとも必然か。真価が問われるのは今季の成績次第だろう。昨季にブレイクした西武のリードオフマンも、今季の成績が注目される。[6/6ページ]

1番に定着した“万能リードオフ”
西川愛也
埼玉西武ライオンズの西川愛也

埼玉西武ライオンズの西川愛也(写真:産経新聞社)

 

 
・投打:右投左打
・年齢:26歳
・経歴:花咲徳栄高
・ドラフト:2017年ドラフト2位(西武)
・2025年一軍成績:124試合出場、打率.264、10本塁打、38打点、25盗塁
 
 今季でプロ9年目の西川愛也。昨季は自己最多の124試合に出場し、打率.264、10本塁打、38打点とキャリアハイの数字を残した。
 
 安打数はリーグ4位の134安打、盗塁は25をマーク。守備では初のゴールデングラブ賞を獲得し、攻守で躍動した。
 
 昨季に開幕一軍入りを勝ち取った西川は、はじめは2番での起用だったが、4月13日の日本ハム戦から1番に座ると、けがの時期を除き、シーズン終了まで1番で起用され続けた。
 

 
 8月2日のロッテ戦では、本塁打1本を含む6安打2打点の固め打ち。右へ左へ真ん中へと、広角に打ち分けた。
 
 1試合6安打は、1955年の西鉄ライオンズ(現:埼玉西武)の仰木彬以来、70年ぶりの球団タイ記録である。
 
 2020年〜23年の3シーズンにわたり、62打席無安打の不名誉な記録を残したこともある西川。
 
 大きく変わったのは、広角に打ち分けられるようになったのに加え、力強く振り抜けるようになったからだろうか。
 
 今季は、FAで加入した桑原将志とも1番を争うことになるかもしれない。さらなる成長で、レギュラーおよびリードオフマンとしての地位を確実なものにしたい。

 

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昨季のブレイクは本物か――プロ野球・2026年に真価が問われる選手6人

 
【了】


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