トップニュース西武入団の林安可氏、登録名は「A.Lin」背番号73 プレミア12の東京ドーム特大弾で掴んだ夢の舞台へ、台湾勢との1軍対決に意欲西武入団の林安可氏が台北で会見し、登録名「A.Lin」と背番号「73」を披露して、WBC合宿や1月末の渡日、そして日本での台湾勢対決へ意欲を示した。(写真/蔡親傑撮影)

西武入団の林安可氏が台北で会見し、登録名「A.Lin」と背番号「73」を披露して、WBC合宿や1月末の渡日、そして日本での台湾勢対決へ意欲を示した。(写真/蔡親傑撮影)

台湾プロ野球(CPBL)の統一ライオンズから日本プロ野球(NPB)の埼玉西武ライオンズに移籍する林安可(リン・アンコ)外野手が9日、台北市内で入団記者会見を行った。西武からは奥村剛球団社長、潮崎哲也シニアディレクター(SD)が出席し、林安可氏は背番号「73」のユニフォーム姿を披露した。注目の登録名は、西武に在籍する台湾出身の林冠臣(リン・カンシン)氏との重複を避けるため「A.Lin」に決定。本人は「A-Lin(台湾の人気歌手)と呼ばれても構わないが、日本のファンには『アンコ』と呼んでほしい」と笑顔を見せた。背番号については、統一時代の「77」を希望していたが、西武では既に使用されていたため、提示された番号の中で最も直感でしっくりきた「73」を選択した。

会見には、統一ライオンズの凃忠正(ト・チュウセイ)球団会長や林岳平(リン・ユエピン)監督も出席し、愛弟子の門出を祝った。林監督は、2019年のドラフト時に投手として指名された林安可氏が、野手として日本移籍を果たすという稀な経歴について触れ、「2020年に接任した際、彼が二刀流を望んでいたことは知っていたが、新人監督としてどう助けるべきか悩んだ。しかし、彼が打撃に専念すると決めて結果を残したことで、今日の道が開けた。あの時の選択は正しかった」と回想した。また、移籍の決定打については、2024年末の世界野球プレミア12において東京ドームで放った特大の本塁打を挙げ、「現場で見ていたが、あの衝撃が彼を日本へと導いた」と語った。

西武の潮崎SDは、昨季パ・リーグ5位に終わったチームの課題が打撃にあるとし、「彼に最も期待するのは長打力だ。CPBLでの実績は十分であり、激しい一軍枠の競争を勝ち抜いてくれると信じている」と評価。2026年のチームスローガン「打破」を体現する存在として、打線の中軸を担うことを期待した。一方、林安可氏は「文化や言語、投手のレベルなど挑戦は多いが、常に準備を怠らず、自らの限界を突破したい。統一ライオンズは家族のような場所であり、そこでの経験を糧に日本で貢献したい」と決意を語った。

今オフ、ソフトバンクへ移籍する徐若熙(シュ・ルオシー)氏が「林安可と対戦したい」と公言していたことに対し、林安可氏は「ニュースで見ました。若熙だけでなく、日本ハムの古林睿煬(コリン・エイヨウ)や楽天の宋家豪(ソン・カホウ)ら、多くの台湾選手と日本で対戦できるのは特別な経験になる。みんな健康で、一軍の舞台で会おう」とエールを送った。また、林監督は次なる海外挑戦の候補として若手の林佳緯(リン・ジャーウェイ)氏の名を挙げ、台湾球界のレベル向上が国際的に認められていることに自信を示した。

林安可氏は今後、1月15日からWBC台湾代表の合宿に合流し、1月末に渡日する予定。WBCへの出場について、西武球団側は「台湾にとって重要な戦力であることは理解しているが、現時点で100%の確約はできない。順調に進めば代表としてプレーする機会はあるだろう」と慎重ながらも前向きな姿勢を見せた。投手として指名を受け、野手として海を渡るという異例の歩みを経て、林安可氏の新たな野球人生が日本で幕を開ける。

​編集:小田菜々香

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