2025/12/22

text By

下嶋 恵樹

photo

産経新聞社


 広島東洋カープの未来を担う若き主力たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。エース候補、守護神、中継ぎの要、そして捕手陣。さらには今季レギュラーの座を掴んだ外野手も。彼らの去就が、広島の再生を左右することになりそうだ。今回は、広島でFA取得間近の選手を取り上げる。(文・シモ)[6/6ページ]

大盛穂
広島東洋カープの大盛穂

広島東洋カープの大盛穂(写真:産経新聞社)

・投打:右投左打
・経歴:飛龍高 – 静岡産業大
・年齢:29歳
・国内FA取得までの一軍登録日数:残り1年と121日
・今季成績:102試合出場、打率.265、3本塁打、11打点、7盗塁
 

 
 大盛穂は、再来年に国内FA権取得が見込まれる。
 
 プロ1年目に二軍で109試合に出場し、打率.248、1本塁打、11打点、16盗塁の成績を挙げ、同年オフに支配下選手登録された大盛。
 
 翌2020年の夏場に一軍初昇格を果たすと、1番打者として22試合に出場。同年は73試合の出場で打率.259、2本塁打、16打点、5盗塁の成績をマークした。
 
 続く2021年は、代走や守備固めの起用が中心で、同年は56試合の出場で打率.270の成績をマーク。しかし、2023年は打率1割台に沈むなど、なかなか殻を破りきれずにいた。
 
 それでも、プロ7年目の今季は一軍出場の機会を増やした。
 
 5月までは代走や守備固めの出場が多かったものの、夏場からはスタメン出場の機会が増加。結果、キャリアハイとなる102試合に出場して、打率.265、3本塁打、11打点、7盗塁をマークした。
 
 今季は思い切りの良い走塁や守備だけでなく、打撃面でも1番打者として自己最多の17試合にスタメン出場するなど、レギュラーへの足がかりを掴んだ。
 

 
 FA取得後すぐに権利を行使する可能性は低いと予想するが、来季以降の活躍次第ではどう転ぶかわからない。
 
 大盛のプロとしてのさらなる成長と、将来のFAの動向に目が離せない。

 

【最初から読む】
広島東洋カープに迫るFAラッシュ!取得間近の6人

 
【了】


NPBHUB.COM | The Fanbase of Nippon Baseball & Nippon Professional Baseball