広島が大学選手権で柳田悠岐を視察したときのこと。「これおかしいじゃろ」と悪印象を受けた理由は…。

広島東洋カープ

広島東洋カープ元編成部長の川端順氏が11日、高橋慶彦氏のYouTube『よしひこチャンネル』に出演。2010年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークス入りした柳田悠岐について、当時の広島が獲得に「後ろ向き」だった理由を明かした。

【今回の動画】「あれは僕らの失敗」と後悔

■大学選手権で見た柳田は…

いまや球界を代表するバッターである柳田は、カープの地元である広島出身。広島経済大学時代に打撃が開花し、川端氏によれば、自身や現スカウト統括部長の白武佳久氏を含め、球団は柳田を高く評価した上でドラフト指名する方針だったという。

そんななか、川端氏と白武氏が東京ドームで行われた大学選手権の試合を視察したときのこと。目撃したのは、女性ファンにサインする柳田の姿だった。

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■「カープに合わない性格かも」

「サインばっかりするんですよ、女の子に。だから『おい白武、大丈夫かこいつ。これおかしいじゃろ。集中力ないぞ』って。白武も『そうですよね』って」と悪印象を受けた2人。

この観察に基づき、球団には「カープに合わない性格かもしれない」と正直に報告。 柳田のドラフト評価ランクを下げ、上位指名を見送る形となった。

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■ソフトバンクが獲得し大打者に

その結果、先にソフトバンクが指名して柳田を獲得。柳田は球界を代表する大打者へと成長していった。川端氏は「僕と白武が悪いかもしれないです」「あれは僕らの失敗かな」と悔やんだ。

柳田の現在の活躍を見れば、その明るい性格やファンサービス精神も一流プロの要素だったと分かる。結果論ではあるが、この判断ミスがカープの歴史を大きく変えたと言えるだろう。

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