元千葉ロッテマリーンズ監督・西村徳文氏が、高橋慶彦氏のYouTubeチャンネルに出演。今季のロッテに苦言を呈した。

千葉ロッテマリーンズ

元千葉ロッテマリーンズ監督の西村徳文氏が11月13日、ロッテコーチ時代ともにコーチャーズボックスに立った高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル『よしひこチャンネル』に出演。今季、吉井理人前監督が率いたロッテの「盗塁軽視」に憤りをあらわにした。

【今回の動画】西村氏が古巣ロッテの「盗塁不要論」に怒り

■西村氏が「盗塁不要論」に言及

西村氏は今季、最下位に沈んだマリーンズについて「今年1番がっくり来たことがありまして。盗塁不要論というのを、実際は聞いてないんですけども、メディアの中で誰かが言ったみたいなんですよ」と語る。

続けて「盗塁は不要という感じで出ていたのが、ちょっとそこは違うんじゃないかなと思っていたんですよね」と冷静な語り口ながらも、怒りをあらわにした。

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■高橋氏も同調

高橋氏は「わかってないよね、盗塁不要論なんて。そういう選手がいるだけで、ピッチャーやバッテリーはものすごい警戒してきて、打つほうが楽になるからね」と語る。

すると西村氏も「野球の攻撃において、そこは絶対絡めていかないと。 脚の速い選手がいても、走らないと相手にわかってしまうと、もう全然プレッシャーをかけることができないんですよね」と指摘した。

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■盗塁の有効性を力説

さらに西村氏は「それが本当かどうかわからないんですけども、盗塁数が他の球団比べると少なかったんですよ。だからそこもやっていかないといけかなかったと思うし、例えばバント1つにしても、先に進めるっていうことも、最初は全然やってなかった 」とロッテの前首脳陣に苦言を呈した。

また、「打てないときもあるじゃないですか。どうやって点を取っていけるかといったら、脚というのはもうすごい武器になる。脚の速いのが打席に立っているだけで、守りはプレッシャーになる」と語っていた。

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■吉井前監督になり盗塁数が減る

マリーンズは井口資仁監督時代の2022年、チーム盗塁数が137でリーグダントツのトップ。ところが吉井前監督はあまり盗塁を好まないようで年々減少し、今季はリーグ5位の68だった。

盗塁不要論については一部メディアで金子誠戦略コーチ(当時)が発言したとされるが、「盗塁できる選手が少ないので、無理に盗塁を企画するよりは別の作戦を考えたい」とも読み取れる。吉井前監督や金子前コーチが本当に「不要」と考えていたのかは、不明だ。

現役時代、盗塁王を4回獲得した西村氏。古巣から伝わってきた「盗塁不要論」には、淡々とした語り口ながらも、かなり憤りを持っている様子だった。

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